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パリ観光マガジン

パリの街並み
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パリ基本情報|時差、気候、観光ベストシーズン

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パリといえばエッフェル塔、ルーヴル美術館、凱旋門。。。有名な観光地は知っているけど、パリの天気や日本との時差や行政区などは分からない、という方は多いのでは?

今回は、パリ旅行の前に知っておきたいパリの基本情報を紹介していきます。

パリの行政区

▲パリの区と主な観光スポット

パリには20区があります。ルーヴル美術館のあるあたりが1区で、そこから渦巻き状に区が並んでいます。そしてセーヌ川の北側を右岸、南側を左岸と呼びます。ガイドブックなどでもこういった呼び方が出てくるので覚えておくと場所を把握しやすくなりますよ。

日本とフランスの時差

日本とフランスの時差は8時間。日本が8時間進んでいます。日本が正午のときフランスは早朝の4時ということになります。

サマータイム

フランスはサマータイムを導入しています。サマータイムは3月の最終日曜日から10月最終日曜日まで。この期間は時差は7時間になります。

スマートフォンはサマータイムも自動で変更してくれるので心配いりませんが、腕時計などは調整が必要になるので注意しましょう。

パリの気候

パリは北緯48,5度に位置し、日本でいうと北海道とほぼ同じです。こう聞くと、かなり寒いのでは!?と思うかもしれませんが、北大西洋海流の影響で比較的温暖な気候です。

降水量は年間を通してかなり少なめ。日本のように一日中雨が降ることは少なく、弱い雨が短時間降る程度であることがほとんど。フランス人は小雨であれば傘をささない人も多くいます。

パリでは最近自転車専用レーンの整備が進んでいて、自転車でレインコートを使用する人をよく見かけます。レインコートはたくさん歩き回る観光でも役立つのでおすすめ。最近はファションアイテムとしても使えるおしゃれなレインコートもあるので、傘より便利なアイテムかもしれません。

フランスは一日のなかでも昼と朝夕の気温差が激しく、そのせいで体調を崩すことも。心配な方は風邪薬など持参しましょう。

●日本より寒い!パリの春

パリの春は日本の春よりも気温が低く、冬の延長のような天気が続きます。5月に入っても寒い日が多く、コートを着る人もいるほど。かと思えば真夏のように暑い日もあったりと、気温差が激しく不安定です。朝と夜は特に気温が下がるので、この時期に旅行する際は上着が必須です。

5月中旬から一気に日が長くなり、夜は22時近くまで明るくなります。夕食を終えてもまだ明るいので、最初は時間の感覚が狂ってしまうかもしれません。

●ヨーロッパのバカンスシーズン!夏の天気は?

7・8月は30℃近くまで気温があがります。日本よりもかなり乾燥しているのでカラッとして蒸し暑さはありません。しかし気温が安定せず、20℃近くまで下がったりもすることも。真夏でも夜になると肌寒い日もあるので、寒がりさんは薄手の羽織などを用意すると安心です。 

近年は気温が異常に上がり、30℃を超える日も。日差しが焼けるように強くなることもまれにあるので、熱中症対策は必須です。

フランスは日本と比べると夏と呼べる時期が短いので、フランス人は短い夏を名一杯楽しみます。街なかの公園で水着で日焼けをしている人も珍しくありません。フランスでは日焼けはバカンスを満喫した証のようなもので、みんな積極的に日焼けをします。

特に富裕層では、南仏や国外のリゾート地でバカンスを過ごしたことの証明であり、一種のステータスのように捉えられている部分があります。そのため、日本のように日傘や帽子で日焼け対策をするということはありません。

●ほぼ冬?なパリの秋

9月に入るとだんだんと日が短くなっていきます。気温も下がるので上着も必要です。天気予報の最低気温をチェックしてどの程度の上着を持っていくか考えるといいでしょう。

日本では9月はまだまだ暑い日が続きますが、パリではもう冬が近づいているなという雰囲気。想像するよりもパリの9月は寒い、と思って荷造りするのが◎。

●くもりが多いパリの冬

パリの冬は雪が降ることもありますが、積もることはめったにありません。気温的には東京の冬と同じように考えておけば大丈夫です。

服装はダウンや厚手のコートにマフラーなど、日本と同じで大丈夫。ただ、日照時間はとても短いです。もっとも日照時間が短い12月は夜17時頃には日が沈み、朝は8時過ぎまで暗い日が続きます。また、夏と比べるとくもりや雨の日が増えます。

パリ観光ベストシーズン

日が長くなる5月中旬から9月頃までが気候的にはベストシーズンです。晴れの日も多く、パリの美しい街並みを楽しむことができます。

ただ、7・8月はヨーロッパのバカンスシーズンになるため、どこも観光客で混み合います。観光施設は行列覚悟で行く必要あり。

さらに、飲食店やショップなどもバカンスを取るため、多くのお店が一週間から二週間ほどお店を閉めます。観光エリアの場合はほとんどのお店が休みなしで営業しますが、それ以外の場所では行きたかったお店が閉まっていた、なんてことも。事前に営業しているかどうか確認するのがおすすめです。

夏のパリを楽しみたい!という方であれば7・8月もいいですが、快適に観光をしたい方はこの時期を避けるといいですよ。 

冬のパリもおすすめ!

パリのクリスマス/ロワイヤル・ヴィラージュ

クリスマスをパリで過ごしたい!という方もいるのではないでしょうか。クリスマスシーズンのパリはイルミネーションで街中がキラキラと輝き、別格の美しさがあります。冬はくもりが多く天気はあまりよくないものの、イルミネーションで光り輝くパリはこの時期にしか見ることはできません。

11月頃からクリスマスマーケットも始まり、だんだんとクリスマス気分も盛り上がってきます。クリスマスマーケット巡りをするのも楽しいですよ。

冬に味わいたいフランスグルメもたくさんあります。オニオンスープにポトフ、ホットチョコレートなどなど。。。ご当地料理は旅行の醍醐味の一つ。寒い時こそ温かい料理が体に染み入ります。

冬に訪れる場合は防寒対策をしっかりすることを忘れずに。また、クリスマス当日はレストランや観光施設もお休みのところが多いことを覚えておきましょう。年末年始は1月1日以外は多くのお店が営業しています。クリスマス前後にお店を閉めるところはありますが、お正月休みはありません。

フランスのコンセントと電圧

フランスのコンセントはCタイプまたはSEタイプ。日本とはタイプが違うため、変換プラグが必要です。

CタイプもSEタイプ丸ピンが2本ついているものです。2つの違いはピンの太さ。Cタイプのほうが少し細めなので、Cタイプがあれば基本的にはどのコンセントでも使用可能です。

そして電圧ですが、日本の電圧100Vに対してフランスの電圧は220V。電化製品に〝100V〟などと書かれている場合は電圧100Vでしか使用できず、フランスで使用する場合は変圧器が必要です。

スマホなど最近の多くのIT機器は全世界の電圧に対応しています。〝100-240V〟と書いてある場合は全世界対応なので、変圧器は必要ありません。

日本からパリへのフライト

フライト時間はおおよそ次のようになります。

  • 日本 ⇒ パリ 約12時間30分
  • パリ ⇒ 日本 約11時間50分

直行便はエールフランス、JAL、ANAから出ています。成田空港、羽田空港、関西国際空港とシャルル・ド・ゴール空港を結んでいます。

フランス国内の移動

フランス
電車
TGV

フランス国内の長距離移動には主にTGV(日本でいう新幹線のようなもの)と飛行機があります。

TGV

パリから地方都市への移動時間はだいたい次のようになります。

  • パリ ー ストラスブール 約2時間
  • パリ ー ボルドー 約2時間
  • パリ ー モンペリエ 約3時間30分
  • パリ ー ニース 約6時間

現地で直接チケットを購入するのもいいですが、事前に予約したい方、または日本語で予約したい方はOmio(ヨーロッパ格安乗車券のオンライン予約) が便利です。フランスだけでなく、ヨーロッパ各地のバス・鉄道・飛行機のチケットが日本語で予約できます。

飛行機

フランスの国内移動にはTGVを利用する方が多いかと思いますが、時期によっては格安で移動できるので検討の価値アリです。

ただ空港までの往復時間を含めると予想以上に時間が取られるので、よく確認しましょう。フライト時間はだいたい次のようになります。

  • パリ ー リヨン 約1時間10分
  • パリ ー ボルドー 約1時間20分
  • パリ ー ニース 約1時間30分

チップは必要?

フランスでは基本的にチップは必要ありません。飲食代にサービス料が含まれているからです。よく見ると、メニューの端などにサービス料を含んでいる旨が記載されています。サービスがよかったと感じた場合には、もちろんチップを残すこともできます。タクシーなどはチップは必要ありません。

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