フランス旅行といえば、やっぱり本場のフランス料理ですよね!メインディッシュの前にまず楽しみたいのが前菜。今回は、フランスで絶対に食べておきたい定番前菜を厳選してご紹介します。
目次
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フランス料理の定番前菜
フランスの前菜は、ただおいしいだけではありません。それぞれに歴史があって、地方の特色があって、フランスの食文化が詰まっています。「これを食べるの?」と思うようなものでも、実際に食べてみると新しい発見がありますよ。
1. エスカルゴ(Escargots)

これぞフランス!なカタツムリのガーリックバター焼き。エスカルゴはフランス料理の王道中の王道です。カタツムリをガーリック、パセリ、バターでじっくり調理したもので、専用のフォークとトングを使って食べます。発祥はブルゴーニュ地方。今ではフランス全土で愛されています。
見た目にちょっとドキドキするかもしれませんが、実際に食べてみるとクセはほとんどなく、ガーリックバターの香りがたまりません。むしろバターの味が強くて、「あれ、意外といける!」と感じる人がほとんど。ガーリックバターソースはバゲットとの相性も抜群です。残ったソースもしっかり味わってくださいね。
殻から取り出すのにちょっとコツがいりますが、それも含めて楽しい体験になりますよ。フランスに来たからには、ぜひ一度は挑戦してみてくださいね。
2. フォアグラ(Foie Gras)
日本では高級品のイメージがあるフォアグラも、フランスなら比較的リーズナブルに楽しめます。ガチョウやカモの肝臓を使った濃厚でクリーミーな食感は、一度食べたら忘れられません。
食べ方はバゲットの上にのせて食べます。さらに、甘いフィグジャムやオニオンコンフィと一緒に食べると甘じょっぱさのバランスが最高。口の中でとろける感じがたまらなく、「これが本場の味なんだ…」と感動すること間違いなしです。
クリスマスシーズンには特に人気で、どこのレストランでも見かけます。ちょっと奮発して本場の味を楽しんでみてください。
3. オニオンスープ(Soupe à l’Oignon)
フランスのオニオンスープは最高!じっくり炒めた玉ねぎをブイヨンで煮込み、バゲットとたっぷりのチーズをのせてオーブンで焼いて仕上げます。
飴色になるまで炒めた玉ねぎはとろっとろ。玉ねぎの甘みとブイヨンの旨みが混ざり合って、とてもコクがあります。寒いパリの夜に食べると、体の芯からほかほかに。冬には欠かせない定番の前菜です。
スプーンでチーズを引き上げる瞬間は写真映えもするので、ぜひ撮影も忘れずに!パンと一緒にいただくと、さらに満足感がアップしますよ。
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4. テリーヌ・パテ(Terrine / Pâté)

フランスの伝統肉料理の代表といえばテリーヌやパテ!豚肉、鶏肉、鴨肉などを細かく刻んで調味し、型に入れて蒸し焼きにした料理です。テリーヌは陶器の型で作るのでちょっと荒い食感で、パテはペースト状で滑らかです。
バゲットにたっぷりのせて、ピクルスやマスタードと一緒に食べると最高。ワインとの相性もバツグンで、特に赤ワインと合わせると大人の味わいが楽しめます。
種類もいろいろあって、レバーのパテ、田舎風テリーヌ、鴨のテリーヌなど、お店によって自慢の一品があります。いろいろ試してみるのと楽しいですよ。
5. ウフ・ミモザ(Œufs Mimosa)
これは見た目がとても可愛い料理。茹で卵を半分に切って、黄身を取り出してマヨネーズやハーブと混ぜ合わせ、白身に詰め戻した料理です。上から細かく刻んだ茹で卵の黄身をパラパラとかけると、まるでミモザの花のよう。
味は優しくて上品で、クリーミーな黄身とプリッとした白身の食感のコントラストが楽しめます。ハーブの香りがふわっと広がって、春らしい爽やかさも。軽くぺろりと食べられるので、少食の人にも食べやすいですよ。
フランスの前菜は、どれもその土地の文化と歴史が詰まった特別な料理ばかりです。最初は「これ、本当においしいの?」と思うものもあるかもしれませんが、実際に味わってみると新しい発見がたくさんあります。
せっかくフランスに行くなら、普段は食べられないような料理にもぜひ挑戦してみてください。きっと忘れられない食の思い出になるはずです。現地の人との会話のきっかけにもなりますし、フランス文化をより深く理解することもできますよ。おいしい前菜で始まるすてきな食事時間を、思いっきり楽しんでくださいね!
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