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12月のパリでやるべきこと!イベント情報&気温と服装【2025年版】

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12月のパリは楽しいイベントがたくさん!夏に続く第二のベストシーズンです。今回は12月にパリへ旅行予定の人、12月のパリって旅行するにはどうなの?と思っている人に向けて、イベント情報、気温や日没時間など気になる天気とどんな服装が適しているのか、について詳しくご紹介していきます。

12月のパリの魅力

冬のパリ パリのクリスマス

12月のパリは、一年の中でも特別な輝きを放つ季節です。春や夏の華やかさ、秋の落ち葉の美しさとはまた違い、冬のパリには澄んだ空気と幻想的な光が溶け合う独自の魅力があります。街を歩くだけで「クリスマスシーズンの中心にいる」という高揚感に包まれるでしょう。

まず目を引くのは、街全体を覆うイルミネーション。シャンゼリゼ通りはまさに光のトンネルとなり、凱旋門へと続く並木道がキラキラとした光で飾られます。夜の冷たい空気の中を歩くと、まるで映画のワンシーンに迷い込んだような感覚を味わえます。また、エッフェル塔やコンコルド広場など、パリを象徴するスポットも例外なくライトアップされ、冬の夜景をさらに豪華に彩ります。

12月はショッピングを楽しむのにも理想的な時期です。有名百貨店のギャラリー・ラファイエットやプランタンでは、店内中央に巨大なクリスマスツリーが飾られ、外のショーウィンドーには夢の世界のようなデコレーションが広がります。子どもたちがガラス越しに目を輝かせ、大人も思わず足を止めて見入ってしまう光景は、この時期だけの風物詩。お土産探しやウィンドーショッピング自体がイベントのように楽しめます。

さらに、12月には街のあちこちでクリスマスマーケットが開かれます。屋台には、ハンドメイドのオーナメントやキャンドル、かわいらしい雑貨が並び、焼き栗やホットワインの香りが漂います。寒さの中、手に温かい飲み物を持ちながら露店を歩けば、冬ならではの幸福感が広がります。マーケットで地元の人とやり取りするのも、旅の思い出を深めるひとときです。

文化面でも12月のパリは充実しています。教会ではクリスマスコンサートや合唱が行われ、壮麗なステンドグラスを背景に音楽が響く空間は、他の季節では体験できない荘厳さです。特にノートルダム大聖堂のコンサートは幻想的で、訪れる人の心を強く打ちます。

そして、12月のパリは観光にも向いています。夏のような混雑は少なく、有名美術館や観光地を比較的ゆったり楽しめるのが大きなメリット。冷たい空気の中で飲むカフェのエスプレッソや、ビストロで味わう温かいスープは、冬だからこそ心に沁みる味わいです。

このように、12月のパリは「光と音、香り、そして味」で構成された、五感すべてで楽しめる都市になります。寒さを忘れさせるほどの祝祭感と温もりに満ちた体験が待っていますよ。

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12月パリの気候と特徴

冬のパリ 雪のパリ
△2024年は雪が降って、うっすら積もったよ!

パリの冬は厳冬というほどではありませんが、冷え込みと曇天・雨の日が多くなります。12月は一年のうちでも降水日数が多く、くもり空の日が続く月です。

完全に晴れる日は少なく、「くもり/小雨」か「部分的に晴れ」のどちらかという感じの日がほとんど。ザァザァと雨がふることは少ないですが、霧雨のような雨や短時間の雨が多いのが冬のパリです。

また、雪が降ることもありますが、雪が積もることはまれ。まったく雪がふらない年もあります。

風が冷たく肌にしみる日もあるので、防寒対策が不可欠です。

12月のパリの気温

12月のパリの平均気温は約10℃ほど。最高気温は13℃ほどまであがり、最低気温は0℃ほどです。12月中はずっとこのような気温が続き、月初も月末も同じような気温です。

〈パリの12月の平均気温〉

平均最高気温平均最低気温
1日8℃2℃
15日10℃3℃
30日12℃1℃
参考:Quandpartir.be

12月のパリの日の出時刻と日没時刻

12月は日没時間が一年でもっとも早く、日照時間はもっとも短い月になります。

2025年のパリの冬至(日照時間が一年でもっとも短い日)の日照時間は8時間18分です。東京は9時間45分ほどなので、パリは東京より1時間30分ほども日照時間が短いことになりますね。

日没が早いことのメリットは、早い時間から街のイルミネーショが楽しめること。デメリットは、日が落ちると気温もぐっと下がるので、早い時間から寒さを感じやすいことでしょうか。

〈パリの12月の日の出時刻と日没時刻〉

2025年の日の出・日没時刻日の出時刻日没時刻
1日8:2116:58
11日
(日没が一番早い日)
8:3216:55
21日(冬至)8:3916:58
31日8:4217:05
参考:Calendrier solaire

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12月のパリのイベント

パリの12月はクリスマスと年末の祝祭ムードがあちこちにあふれています。イルミネーション、スケートリンク、クリスマスマーケット、・クリスマスデコレーションなど、街全体がひとつの祝祭会場のようになります。

12月はクリスマス関連の行事が多く、見逃せないイベントが盛りだくさんです。絶対外せないイベントをご紹介するので、ぜひ行ってみてくださいね。

クリスマスイルミネーション

パリのクリスマス/モンテーニュ通り
△モンテーニュ通りのイルミネーション

冬のイルミネーションは11月頃から街を彩り始めます。マストスポットであるシャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションは11月末頃に点灯式が行われ、1月初旬まで楽しめます。

パリでぜひ見に行ってほしいイルミネーションスポットは次の4箇所。

シャンゼリゼ通り
ヴァンドーム広場
サントノレ通り
モンテーニュ通り

2025年のイルミネーションの予定はまだ発表されていません。昨年の様子を知りたい人はこちらからどうぞ。

 2024年のイルミネーションについての記事はこちら▼

絶対見たい!パリのクリスマスイルミネーション2024

クリスマスマーケット

フランス パリ、クリスマスマーケット、チュイルリー公園

12月といえばクリスマスマーケットは欠かせませんよね!パリではいくつもクリスマスマーケットが開かれ、たくさんの人が訪れます。

クリスマスマーケットではホットワインを飲んだり、冬のグルメ(オニオンスープ、タルティフレット、パンデピス、フラメンキッシュetc…)を楽しんだり。パリの街歩きとはまた違う魅力を味わえます。

パリでもっとも規模が大きくたくさんの人が集まるのは、チュイルリー公園のクリスマスマーケット。ここではクリスマスマーケットと移動遊園地のふたつを楽しむことができます。屋台のクリスマスデコレーションもかわいくて、クリスマス気分が盛り上がりますよ。

パリの代表的なクリスマスマーケットは次の7箇所。

チュイルリー公園クリスマスマーケット
モンマルトルクリスマスマーケット
ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
東駅アルザス風クリスマスマーケット
コンコルド広場クリスマスマーケット
サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケット
エッフェル塔クリスマスマーケット

2025年のクリスマスマーケット情報はまだ解禁されていませんが、基本的には毎年同じ場所で開催されます。気になる人は昨年の様子をチェックしてくださいね。

 2024年のクリスマスマーケットについての記事はこちら▼

冬のパリといえば!クリスマスマーケットリスト2024【おすすめ】

グラン・パレのスケートリンク

芸術の殿堂と呼ばれアート展示や見本市など、さまざまな催しが開かれるグラン・パレには、冬のあいだ、大きなスケートリンクが設置されます。これはなんと、世界一大きな室内スケートリンクなんですよ。しかも、夜にはDJやプロジェクションマッピングがスケートリンクを盛り上げ、ダンス会場のようなギラギラした雰囲気になります。

入場料にはスケート靴のレンタル料金が含まれているので、気軽に手ぶらでいけますよ。会場内にはグルメスタンドもあるので、冬のグルメを楽しむこともできます。

ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー

パリのクリスマス ギャラリー・ラファイエット クリスマスツリー
△ギャラリー・ラファイエットのクリスマスツリー

パリの冬の風物詩といえば、ギャラリー・ラファイエットのクリスマスマーケット!ギャラリー・ラファイエット本館のクーポール下に設置されるクリスマスツリーは、パリジャンが毎年楽しみにしているもののひとつ。毎年違ったテーマのもとで制作され、私たちが想像もしないクリスマスツリーで楽しませてくれます。

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クリスマスの過ごし方

12月の一大イベントであるクリスマス。クリスマスをパリで過ごすために訪れる人も多いのではないでしょうか?

私たち日本人にとっては、カップルでロマンティックに過ごしたり友達と賑やかにパーティーをするイベントですが、フランスではそうではありません。

カトリックの国であるフランスでは、(実際に強い信仰心を持っている人は少ないですが)クリスマスは家族で過ごすもの。レストランやお店もお休みのところがほとんどです。

そこで、観光客はどうやってクリスマスを楽しめばいいのか、注意点とともにご紹介していきます。

レストランでディナー

パリのレストラン ブイヨン

クリスマスは営業しないレストランが多いですが、それでも観光地のレストランや有名店など、営業しているレストランはあります。

クリスマスの特別メニューを用意しているところも多いので、ちょっと特別なディナーを過ごすのがおすすめです。もしくはホテルのレストランを予約するのもいいですね。

レストランの選択肢が少ないため、人気のお店ほど予約はすぐに埋まってしまいます。早めに予約してくださいね。

クリスマスマーケットを散策

パリのクリスマスマーケット チュイルリー公園クリスマスマーケット
△チュイルリー公園クリスマスマーケットの屋台

クリスマス当日はお休みのお店が多く、美術館などの観光施設もほとんどのところが営業していません。

そんなときこそクリスマスマーケットを楽しむ絶好のチャンス。ただ、クリスマスマーケットでも夜は早めに閉まったり、営業時間に変更がある場合があります。時間はしっかりチェックしてから出かけてくださいね。

教会のコンサート

パリのマドレーヌ寺院 パイプオルガン
△マドレーヌ寺院

クリスマスには各教会でクリスマスコンサートが行われます。教会の独特な音の響きのなかで聴くコンサートは特別です。クリスマスに教会へ行く、というのも、ヨーロッパらしさが味わえていいですよね。

2025年のコンサート予定はまだほとんどのところで発表されていませんが、サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会サン・セヴラン教会サン・ルイ・アン・イル教会ではすでにコンサートが予定されています。

ミサに参加する

パリの教会 サントゥシュタッシュ教会
△サン・シュルピス教会

キリスト教のクリスマスといえばミサですよね。

パリで代表的なのはノートルダム大聖堂のミサです。ノートルダム大聖堂では24・25日とミサが行われ、テレビでも生放送されます。予約などはなく、誰でも参加することができますが、かなりの人が訪れるため普段以上の混雑具合のようです。

そのほかにはマドレーヌ寺院やサクレ・クール寺院でもミサが開催され、多くの人が訪れます。

せっかくヨーロッパでクリスマスを過ごすなら、ミサに参加して本場のクリスマスを体験してみてはいかがですか?

クリスマスケーキを食べよう

クリスマスにはクリスマスケーキは欠かせませんよね。パリでは毎年有名パティシエから華やかなクリスマスケーキが販売され、人気を集めています。クリスマスだけの限定ケーキはどれもかわいくておいしそうで、ひとつだけ選ぶのが難しい!

ホテル滞在の場合は部屋でケーキを食べにくい場合もあるので、ラデュレやアンジェリーナなど、カフェ付きのパティスリーに行くのがおすすめ。

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観光地・レストラン・ショップの定休日に注意!

パリのルーヴル美術館 ピラミッド

12月25日はほとんどの観光施設が定休日としています。24日は営業していても、早い時間に閉館するところも。観光をする予定の人は必ず営業時間を確認し、できればチケットは予約しておくと確実です。

レストラン、ショップに関しても同様。クリスマス前後の数日をクリスマス休暇として完全に閉めてしまうところもあるので、営業日確認は旅行プランを立てる上で必須事項です。

クリスマス当日にレストランで食事をする予定の人は早めに予約を。当日街を歩きながらレストランを探すのは、満席や定休日が多くなかなか難しいですよ。

・12月25日はほとんどの観光施設が定休日

・12月24日は時短営業のところが多い

・クリスマス前後の数日、クリスマス休暇でお休みがショップも多い

・クリスマス当日のディナーは早めに予約を
⚠当日街を歩きながらレストランを探すのは、満席や定休日が多くて難しい

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12月のパリ旅行の準備

最後に、12月にパリを訪れる際に備えておきたい点、特に服装・持ち物についてまとめます。

12月の服装と持ち物

12月を訪れるときは防寒が必須です。厚手のウールコート、ダウンジャケット、または防寒性能のあるコートが望ましいです。風が冷たいので、風を通しにくい素材や裏地付きなどの構造だとより快適に街歩きができます。マフラーや手袋も必ず持っていってくださいね。

冬は雨の日が多いので、折りたたみ傘やレインコートを用意しておくと◯。

傘やレインコートはなるべく使いたくない…という人には、撥水加工の上着やフード付きのものがおすすめ。パリは霧雨や小雨が多いので、撥水加工なら多少の雨にも耐えられます。

12月の服装と持ち物

・防寒が必須!厚手のウールコート、ダウンジャケット、または防寒性能のあるコートなど

・風が冷たいので、風を通しにくい素材や裏地付きなどの上着もお役立ち

・マフラー、ニット帽、手袋、ホッカイロなど防寒グッズも忘れずに

・折りたたみ傘またはレインコートの用意(または撥水加工の上着)

・街歩きを楽しみたい人は歩きやすい靴が必須

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