パリ旅行を計画するとき、「どこに泊まるか」「どのエリアを歩くか」というのは大切なポイント。今回ご紹介するパリ2区はアクセスのよさと落ち着いた雰囲気で人気のエリアのひとつです。治安は比較的いいといわれていますが、それでも日本と比べれば危険もたくさん。
楽しい旅を過ごすためには、滞在先の治安情報を事前に把握しておくことはとっても重要です。今回はパリ2区の治安について、観光者目線で詳しくご紹介します。
パリ2区は観光者にとってどんなエリア?
パリ2区はパリの中心部に位置し、こじんまりとした落ち着いた雰囲気が特徴のエリアです。華やかな観光スポットが密集しているわけではありませんが、パサージュ(屋根付きのアーケード商店街)やローカルなカフェや飲食店、おしゃれなショップが点在し、「暮らすように旅したい」人にとってぴったりの場所です。
しかもオペラエリアとルーヴルエリアに挟まれているので、観光地へのアクセスも抜群。観光を楽しみながらも、ローカルな雰囲気を楽しめるエリアといえます。ショッピングに人気のマレ地区へも徒歩圏内とあって、実は穴場の滞在地。最近は拠点として選ぶ旅行者も増えてきているんですよ。
パリ2区の治安はいい?
パリ2区は、比較的安全なエリアといわれています。観光客で溢れかえるような場所ではないため、スリや詐欺の被害もほかの観光地ほど多くはありません。しかし、あくまで「パリの中心部」である以上、注意は必要です。さらに、夜遅くなると人通りが減る路地もあり、そういった場所では特に気をつけなければいけません。
2区ではどんな犯罪が多いの?
パリ2区で多く報告されているのは、やはり「スリ」や「置き引き」といった軽犯罪です。特に、地下鉄の駅や人が集まるカフェのテラス、パサージュ内などでは注意が必要です。また、スマホを手に持って歩いているところを、バイクや自転車に乗った犯人にひったくられたといったケースも報告されています。
2区の中で特に犯罪の多い場所
2区はレストランやバーが多いので、夜でも大通りでは人通りは多めです。しかし小路に入ると薄暗くひとけがないことも。このような場所は、女性だけのグループや男性でも一人歩きは避けましょう。

2区は滞在場所としておすすめ?

治安や利便性を考慮すると、パリ2区は滞在場所としておすすめできるエリアです。特に治安がいいとされる「モントルグイユ通り」周辺は、地元の人々にも人気の住宅街で、カフェやパン屋、スーパーも充実しています。
また、観光地へのアクセスもスムーズなので、静かに過ごしたいけれど移動は便利な場所がいい、という方にはぴったりです。
Klook.com観光中に気をつけることは?
治安がいい2区でもやはり注意は必要。観光中、心に留めておきたいことをいくつかご紹介します。
パリ2区は、派手さはないものの落ち着いて滞在できる魅力的なエリアです。
治安面でも比較的安心できる場所ではありますが、最低限の注意は常に必要。安全対策をしっかりと行いながら、パリのローカルな魅力を感じられる2区の滞在を、ぜひ楽しんでくださいね。