11月下旬ともなると、パリでは街のあちこちでイルミネーションが輝き始めます。冬のパリにはイルミネーションやクリスマスマーケットなど、クリスマスシーズンならではのスポットが盛りだくさん。
今回は11月下旬から12月にかけてのクリスマスシーズンにおすすめの観光スポットをご紹介します。
目次
クリスマスシーズンにおすすめの観光スポット
クリスマスシーズンには、このときしか行けない特別な場所がたくさんあります。11月下旬から12月にかけてパリを訪れる方はぜひ行ってみてください。
パリのおすすめクリスマスマーケット
冬のパリで欠かせないのがクリスマスマーケット！パリとパリ郊外では、大小合わせるとかなりの数のクリスマスマーケットが開かれます。
早いものは11月中旬から始まります。そして、なかにはクリスマス前に終了してしまうものもあるので、開催期間をしっかりチェックしておくことをおすすめします。
ここでは定番のクリスマスマーケットをいくつかご紹介していきます。
🎄チュイルリー公園クリスマスマーケット
毎年、チュイルリー公園には移動遊園地とクリスマスマーケットがやってきます。スケートリンクも設置され、とてもにぎやかなクリスマスマーケットです。
出店の数が多くいろいろなグルメが楽しめるのが、チュイルリー公園クリスマスマーケットの魅力。スタンド形式の飲食スペースもあるので、歩きながらではなく落ち着いて食べられるのもうれしいところです。
昨年はサンタクロースが空を飛ぶ演出もあり、子どもも大人も大盛りあがりでした。パリでクリスマスマーケットに行くなら、絶対に外せない場所です。
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🎄ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
パリの象徴ノートルダム大聖堂でもクリスマスマーケットが開催されます。といってもノートルダム大聖堂は火災による損壊の修復作業中。クリスマスマーケットが開かれるのは、セーヌ川を渡ったところにあるレネ・ヴィヴィアニ広場です。
会場は広くはありませんが、フランスの地方の特産品や職人による工芸品などの出店が並びます。バックにはノートルダム大聖堂も見えて、なかなかのロケーションです。
🎄アベス広場クリスマスマーケット
散策に人気のモンマルトル地区で開催されるクリスマスマーケットです。会場はメトロのアベス駅を出たところにある広場。モンマルトルののどかな街並みとログハウス風のかわいらしい出店が特徴的です。
モンマルトル散策と一緒に楽しみたいクリスマスマーケットです。
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パリの人気イルミネーションスポット
どこを切り取っても絵になるパリの街並み。そこにイルミネーションが加わって美しくないわけがありません。街のいたるところでイルミネーションが点灯しますが、特におすすめの場所を4つご紹介します。
🌟ここは外せない！シャンゼリゼ通り
パリのイルミネーションといえば、やはりシャンゼリゼ通りが有名。年によってイルミネーションカラーが変わるため、毎年何色のイルミネーションが設置されるのか楽しみなスポットです。
2023年は11月19日に点灯式が行われることが発表されています。家族でも友達同士でもカップルでも、絶対に訪れたいイルミネーションスポットです。
🌟一面ゴールドに包まれるモンテーニュ通り
シャンゼリゼ通りから南西に伸びる道がモンテーニュ通りです。ここにはハイブランドのショップや5つ星ホテルなどが並んでいて、東京でいうと銀座のような場所でしょうか。
毎年ゴールドのイルミネーションで通りが埋め尽くされ、ため息が出るほどの美しさです。
🌟大人っぽい雰囲気のヴァンドーム広場
高級ショップやホテルに囲まれたヴァンドーム広場。広場全体で統一された建物とイルミネーションがとても美しくておすすめ。
大人っぽい雰囲気なので、カップルで訪れるのにぴったりです。
🌟おしゃれなサントノレ通り
サントノレ通りは多くのハイブランドのショップが並ぶことで有名な通りです。教会前に設置される気球型のイルミネーションは、毎年人気のフォトスポット。
周辺にはディオールとシャネルのショップの華やかなイルミネーションがあり、多くの人が足を止めて写真を撮っていきます。そのほか各ショップのデコレーションも見どころ。
郊外のスポットもおすすめ！
パリのイルミネーションやクリスマスマーケットはすでに見た、という方は、少し足を伸ばして郊外の観光スポットに出かけてはいかがでしょうか。規模の大きなイルミネーションなどが見られるので、週末のプチ旅行にもおすすめです。
🏛ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿ではクリスマス期間中、壮大なスペクタクルショーが楽しめます。ショーは17世紀の貴族の服装に身を包んだ人々による歌や踊りなど。ヴェルサイユ宮殿が繁栄を極めた時代が蘇えるようです。
サンタクロースもやってくるので、クリスマスムードもバッチリですよ。
🏛ヴォー・ル・ヴィコント城
バロック様式の城と庭園が美しいヴォー・ル・ヴィコント城。ここでは城内にも庭園にも華やかなクリスマスのデコレーションが施され、17世紀のクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。
広大な庭にはイルミネーションが輝くモミの木が並び、城はプロジェクションマッピングで色とりどりに光ります。
森の中に佇む城で、美しいイルミネーションとクリスマスデコレーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
🏛シャンティー城
シャンティークリームが生まれた場所として有名なシャンティーの街。そこにあるのがシャンティー城です。
お城全体がツリーなどで飾り付けされているので、昼間に行ってもクリスマス気分が味わえます。クリスマスマーケットも開催されますよ。
冬のフランスグルメが食べたい！
美食の国フランスには冬のグルメもたくさん！温かい料理を食べて冷えた体を温めましょう。
●ラクレット
ラクレットとは、野菜（主にじゃがいも）の上に温めたチーズをとろりとかけ、ハムなどと一緒に食べる料理。フランスの冬の家庭料理の定番です。ラクレットマシーンを持っている家庭も多く、みんなで集まってラクレットパーティーをしたりもします。日本でいう鍋のようなポジションかも。
実はラクレットはスイス発祥の食べ物ですが、フランスのサヴォワ地方の名物でもあります。パリにもいくつかラクレットを食べられるレストランがあるので行ってみてくださいね。
《パリのおすすめラクレットレストラン》
●チーズフォンデュ
チーズフォンデュもラクレットと同じくサヴォワ地方の名物。上記で紹介したレストランLes Fondus de la RacletteとLe Chalet Savoyardでチーズフォンデュも食べられます。
●オニオンスープ
熱々のスープにとろりとしたチーズ、ぽてっとしたかわいい形の容器。冬の前菜はオニオンスープで決まりです。
オニオンスープは器ごとオーブンに入れて温めるので、本当にアツアツです。ヤケドに気をつけて食べてくださいね。
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クリスマス限定パティスリーが食べたい！
クリスマスシーズンの楽しみといえば、人気パティスリーから発売されるクリスマス限定のスイーツ！スイーツ好きは見逃せません。
テイクアウトして滞在先で食べるのもいいですが、ホテルじゃ味気ない…という人のために。カフェを併設している人気パティスリーをいくつかご紹介します。おしゃれなカフェでクリスマス限定スイーツを味わってくださいね。
《イートインできるカフェ併設パティスリー》
11月と12月のパリ気温・天気
パリの冬は東京よりも少し寒いかな？というほどで、緯度のわりに（パリは北海道と同じくらいの緯度）寒くはありません。
かわりに雨とくもりの日が多く、観光にはあまり向かない気候です。小雨ばかりで土砂降りの雨が降らないことは唯一の救い。日が暮れるのが早いので、早い時間からイルミネーションや夜景も楽しめます。
気温はマイナスになることはほどんどなく、雪は年に数えるほどしか降りません。ホワイトクリスマスをパリで体験できるのはかなりレアといえるでしょう。
クリスマスシーズン！ここに気をつけて！
クリスマス当日はお休みのお店が多い！
フランスでは、12月24・25日は営業しないお店が多くあります。美術館などの観光地に限らず、レストランやショップも多くのところが定休日となっています。24日は通常よりも早く閉店、25日は営業しないところが多いので、でかける場合は営業しているか確認してから外出しましょう。
年末年始の営業は？
年末年始のフランスはほぼ通常運転です。1月1日はほとんどのお店がお休みですが、12月31日も1月2日も通常通り営業しているところがほとんど。12月31日は営業時間を変更している場合も多いので、事前に営業時間をしっかり確認しましょう。
クリスマスシーズンは観光ハイシーズンとは一味違う楽しみ方ができる、魅力的な季節です。暖かい服装を準備して、イルミネーションが輝くパリを満喫してくださいね。
