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【パリ3区・4区】マレ地区の治安ってどうなの?観光前に知っておきたい治安情報

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フランス・パリと聞くと、おしゃれで華やかな街並み、美術館やカフェ巡りなど、夢のような旅を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

パリのなかでも、3区と4区にまたがるマレ地区は観光客に人気のエリアのひとつ。しかし、どんなに魅力的な街でも旅行するなら治安については事前にしっかり把握しておきたいところです。今回はマレ地区の雰囲気や治安状況、注意点についてご紹介します。

マレ地区ってどんなところ?

「マレ地区(Le Marais)」は3区と4区にまたがる歴史あるエリアです。ここはかつて貴族が多く住んでいた街で、あちこちにもともと邸宅だった建物が見られます。現在はブティックやギャラリー、カフェが立ち並ぶおしゃれなエリアとして知られています。

ピカソ美術館やカルナヴァレ博物館など人気の文化的スポットもあり、観光もしっかり楽しめます。有名ではありませんがこじんまりとした美術館や教会、歴史ある建物も点在していて、街歩きにもピッタリのエリアです。

また、ユダヤ文化が色濃く残る通りや、LGBTQ+フレンドリーなバーなど、多様性に富んだ雰囲気も特徴的。最新のおしゃれショップから昔ながらのビストロまであり、老若男女問わず人気のエリアです。

マレ地区の治安は?安心して歩ける場所?

マレ地区は、全体的に見ると比較的治安がいいエリアとされています。凶悪犯罪が頻発しているというわけではなく、安心して観光できる場所です。ただし、油断は禁物。軽犯罪、特にスリや置き引きなどは一定数発生しています。

どんな犯罪が多いのか、特に注意すべき場所はどこなのか、詳しく解説していきます。

どんな犯罪が多いの?

マレ地区でもっとも多く報告されるのはスリや観光客を狙った詐欺行為です。観光客で混み合う道でのスリはもちろん、レストランやカフェのテラス席でスマホや財布を盗られるというケースもあります。人混みを歩いているときだけでなく、飲食店でも注意が必要なんです。

また、夜間に限っては静かな裏通りなどで軽微なトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。深夜のひとり歩きや、人けのない道を通るのは避けた方が安心です。

犯罪が多いとされる場所は?

全体的に安心して歩けるマレ地区ですが、スリやトラブルに遭遇することもありえます。次の場所は特に注意したい場所なので、通る際は気をつけてくださいね。

【マレ地区中心部】
有名なファラフェル屋さんのあるロジエ通り(Rue des Rosiers)はマレ地区でもっとも混雑している通り。スリに注意です。
【レピュブリック広場(Place de la République)】
複数の地下鉄が通る比較的大きな駅のあるレピュブリック広場。デモや集会の会場になることもあり、突発的な混乱が起こる可能性もあります。デモなどが行われているときは絶対に近づかないで。
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マレ地区ロジエ通り
△多くの人が行き交うロジエ通り

マレ地区は滞在場所としておすすめ?

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マレ地区のホテル
△マレ地区のおしゃれなホテル

結論からいうと、マレ地区は滞在場所としてかなりおすすめできます。治安面でも大きな不安は少なく、アクセスも良好で、観光・ショッピング・食事が楽しめるバランスの取れたエリアです。

ホテルやアパルトマンも選択肢が豊富で、安心して泊まれる中〜高価格帯の宿泊施設が充実していますよ。

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観光客はどんなことに気をつけるべき?

マレ地区を訪れる際には、次の点に注意しましょう。

人混みの中ではカバンを前に持ち、貴重品を分散して管理する
カフェやレストランでスマホをテーブルの上に置きっぱなしにしない
知らない人から話しかけられたら警戒心を持つ(特に署名を求める詐欺など)
夜遅くの一人歩きは避け、できるだけ人通りの多い道を選ぶ
荷物はカフェやレストランでも常に肌身離さず

これらを守るだけでも、トラブルに遭うリスクはぐっと減らせます。頭の片隅に留めておいてくださいね。

マレ地区は、観光にも滞在にも適した魅力的なエリアです。治安も比較的良好ではありますが、観光都市ならではのスリや軽犯罪には注意が必要。基本的な対策をしっかり意識して、安全で楽しいパリ滞在を楽しんでくださいね。

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