1月のパリは観光客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で街歩きを楽しめる時期です。クリスマスの喧騒が去り、パリジャン本来の暮らしに触れられるこの季節。確かに寒さは厳しいものの、冬のセール、美食イベント、ファッションウィークなど見逃せないイベントが目白押し。
この記事では、1月のパリ旅行を計画している方のために、気候情報から服装のコツ、現地でしか味わえないイベントまで、具体的にご紹介します。
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Klook.com1月のパリは穴場シーズン!知られざる5つの魅力

1️⃣ 観光地が空いていてゆったり観光できる
1月は年間を通じてもっとも観光客が少ない時期の一つ。ルーヴル美術館やエッフェル塔も、夏のピークシーズンに比べると待ち時間が大幅に短縮されます。モナリザの前で写真を撮るのも、比較的スムーズ。
あの有名なノートルダム大聖堂や凱旋門も、人混みを気にせずじっくり写真撮影できるんです。
混雑を避けたい人には最高の環境ですよ。
2️⃣ 航空券とホテルが年間最安値レベル
1月はクリスマス・年末年始の繁忙期が終わり、旅行代金がぐっとお得になります。パリ行きの航空券は、ピークシーズンの半額近くになることも珍しくありません。
4つ星ホテルも手が届きやすい価格帯に。普段なら予算オーバーのラグジュアリーホテルに泊まるチャンスです。賢く旅費を抑えて、その分おいしいレストランやショッピングに使えるのがうれしいポイント。
3️⃣ ウィンターセールで憧れブランドをお得にゲット
フランスでは法律で定められたソルド(Soldes)と呼ばれる大セール期間が夏と冬にそれぞれあります。2026年の冬のセールは1月7日から2月3日まで開催予定。
ギャラリー・ラファイエットやプランタンなどの百貨店も一斉にセールを開催します。パリの人気ファッションブランドを手頃な値段で手に入れるチャンスです。
シャネル、ディオール、エルメスといったメゾンブランドは基本的にはセールはしませんが、パリ郊外にある大型アウトレット「La Vallée Village」なら、一部ラグジュアリーブランドもセールに参戦。アウトレット価格からさらにセール価格へ割引となり、かなりお得に人気アイテムをゲットできます。
4️⃣ パリジャンのリアルな暮らしに触れられる
観光客が少ない1月は、パリの日常風景に溶け込める絶好のチャンス。地元のカフェで朝食を取れば、クロワッサンをほおばるパリジャンたちの横で本物のパリ時間を過ごせます。
マルシェ(市場)では地元の人たちが普段使いする食材が並び、観光地化されていない素顔のパリを発見できるはず。寒い日にはショコラ・ショー(ホットチョコレート)を片手に、書店巡りをするのもパリジャン流の冬の過ごし方です。
5️⃣ 冬ならではの美食体験が楽しめる
寒い季節のパリは、心も体も温まる料理が充実しています。濃厚なオニオングラタンスープ、ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮込み、ラクレットチーズなど、冬のフランス料理は格別。
新年の時期には「ガレット・デ・ロワ」という王様のパイが登場します。アーモンドクリームが詰まったこのパイには、小さな陶器の人形(フェーブ)が隠されていて、当たった人が王冠をかぶるという伝統的な食べ方も。パリ中のパティスリーでさまざまなデザインのガレットが並び、食べ比べをするのも楽しみのひとつですよ。
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1月のパリの気候と特徴

1月はもっとも気温が低い時期。つまりもっとも寒い時期といえます。12月に引き続いてくもりや小雨も多く、正直にいうと街歩きには向かない月です。
でも、だからこそ、人が少なく混雑なく観光施設を回れるタイミングでもあります。青空バックの写真は期待できないものの、ルーヴル美術館やオルセー美術館といった室内施設に天気は関係ありません。人混みが苦手な人にとってはパリ旅行の最適な季節ともいえるでしょう。
パリで1月に雪が降ることはある?
パリの1月は、東京の冬と同じくらいかもう少し寒く感じるくらい。雪はほとんど降らず、降ってもチラチラと舞う程度です。雪が積もることはほとんどありません。むしろくもりや小雨が続く日が多いのが特徴です。
体感温度は気温以上に寒く感じることも。その理由は湿度の高さと風。セーヌ川沿いは特に風が冷たく、体を芯から冷やすような寒さ。防寒対策は万全にしておきたいところです。
石畳の街並みは美しいですが、雨で濡れると滑りやすくなります。歩きやすく滑りにくい靴選びは必須ですよ。
パリの1月の降水量は?
パリの1月の降水量は約59㎜、降水日数にすると約10日ほどです。東京の1月は約67㎜、降水日数は11となっていて、降水量に関してはそれほど変わらないことがわかります。
パリは1年を通して降水量が少なく、1月は特に雨が多いというわけではありません。ただ、小雨が多いため結果的に降水日数が多く、くもりがちで太陽を拝める時間が少ないという、パリの街並みを満喫するには残念な気候なんです。
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1月のパリの気温と日照時間

1月のパリの平均気温
もっとも寒い月である1月は、ほとんどの日で最高気温が10℃を下回ります。最低気温は氷点下となることも。朝晩はかなり冷え込むので、寒さ対策は必須です。
月の後半になると、ほんの少しずつ気温が上がり始めますが、体感的な違いはほぼありません。月を通して寒さ対策は必須と考えてください。
〈パリの1月の平均気温〉
| 平均最高気温 | 平均最低気温 | |
|---|---|---|
| 1日 | 10℃ | 2℃ |
| 15日 | 9℃ | 0℃ |
| 30日 | 10℃ | 5℃ |
1月のパリの日の出時刻と日没時刻
1月のパリは、朝はゆっくり始まり、夕方はすぐに暗くなってしまいます。日の出は8時25〜8時45分頃、日没は17時〜17時45分頃です。
美術館や屋外観光は日中に集中させて、夜はライトアップされたエッフェル塔やシャンゼリゼ通りの散策、レストランでのディナーに充てるのが効率的。
1月のパリは日が短く、日照時間の計画的な使い方が旅の鍵になります。
〈パリの2026年1月の日の出時刻と日没時刻〉
| 日の出時刻 | 日没時刻 | |
|---|---|---|
| 1日 | 8 : 45 | 17 : 04 |
| 15日 | 8 : 40 | 17:20 |
| 31日 | 8 : 25 | 17:45 |
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1月のパリの注目イベント5選

1️⃣ シャンゼリゼ通り年越しカウントダウン
新年を迎えるカウントダウンイベント。パリではシャンゼリゼ通りで大きなイベントが開かれます。
凱旋門がライトアップされ、新年までのカウントダウンが表示されます。午前0時になると、あちこちで歓声が上がり、見知らぬ人同士でも「Bonne année!(ボナネ / よい年を!)」と挨拶を交わします。
ただし、このカウントダウンイベントに参加するにはかなりの覚悟が必要。早い時間から待機しなければ場所を確保できないため、長時間外で寒さに耐えなければいけません。人口密度が高いので、スリのリスクも高まります。
地下鉄は24時間運行などの対応が取られますが、帰りは大混雑。タクシーなど帰宅方法の確保は必須です。
公式の花火大会はありませんが、エッフェル塔のシャンパンフラッシュ(毎時0分の5分間のキラキラ点滅)は必見です。エッフェル塔の見えるホテルでカウントダウン、なんていうのもおすすめですよ。
2️⃣ ガレット・デ・ロワで新年の運試し!伝統菓子を味わう
ガレット・デ・ロワは公現祭(エピファニー)を祝うフランスの伝統菓子。パイ生地の中にアーモンドクリームが入った、素朴な味わいの焼き菓子です。
ガレット・デ・ロワの中には「フェーヴ」と呼ばれる小さな陶器の人形が入っています。これが運試しの重要な小道具です。
ガレット・デ・ロワには、運試しのような伝統的な食べ方があります。
たいていは家族など大人数で食べますが、まずは、人数分にガレット・デ・ロワを切り分けます。そして、家族で一番若い人がどのピースを誰に配るのか決めるんです。その役を引き受ける人は、切り分けているときは机の下に潜ったりして、切るところは見えないようにしなければいけません。切り分けているときにもしフェーヴがはみ出ても、どのピースにあるかわからないようにするためですね。
配られたピースの中にフェーヴがあったら大当たり!ガレット・デ・ロワを買うときに必ずついてくる紙の王冠をかぶって王様になることができます。
1月いっぱいはパティスリーやパン屋などいろいろなお店でガレット・デ・ロワを購入することができます。街のパン屋では一人用に切り分けたものも販売しているので、一人旅でも気軽に食べられますよ。
3️⃣ 世界のトレンド最前線!パリ・ファッションウィーク メンズ
世界4大ファッションウィークの一つ、パリコレクションのメンズが1月に開催されます。ディオール・オム、ルイ・ヴィトン、サンローラン、エルメスなどのトップメゾンが、2026/2027年の秋冬コレクションを発表します。ちなみにウィメンズは3月の開催。
一般の人は直接ショーを見られませんが、会場周辺はファッション関係者や有名人、ストリートスナップを狙うカメラマンたちで賑わいます。街なかにもファッショナブルな格好の人が増え、「あ、ファッションウィークが始まったんだな」とわかるほど。最新トレンドを肌で感じられる特別な期間です。
マレ地区やサンジェルマン・デ・プレ周辺のセレクトショップでは、この時期に合わせた展示やイベントも開催されることがあります。ファッション好きには刺激的な1週間です。
4️⃣ 年に2回だけの公式セール!冬のソルド(ウィンターセール)
ソルド(solde)とはフランス語でセールのこと。フランスでは、政府が公式にセール日程を決める「公式ソルド」が夏と冬に開催されます。すべてのお店がこの決められた日に一斉に値下げします。
2026年の冬のセールは1月7日から2月3日までの4週間です。2週目、3週目とだんだんと値引き率は高くなっていきます。しかしだんだんとセール売り場は縮小していき、最終週などは、お店の隅っこのほんの小さなスペースにしかセール商品はありません。
セールは4週間続くとはいえ、勝負は最初の数日間。セールを狙っていく人は、初日に参戦することが重要ですよ!
5️⃣ 中国の旧正月(春節)パレード:パリで体験するアジア文化
パリには大規模な中華街があり、旧正月は盛大に祝われます。獅子舞や龍舞、伝統衣装のパレードが街を練り歩き、爆竹の音が響き渡る賑やかなお祭りです。
13区の中華街やベルヴィル地区では、中国系のレストランや商店が特別メニューや装飾で訪問者を迎えます。普段とは違うパリの多文化な側面を発見できる面白いイベントですよ。
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Klook.com1月のパリ旅行の服装と持ち物の完全準備リスト

防寒対策バッチリの服装で
1月のパリはダウンコートやウールコートなど厚手の上着はマスト。雪国へ行くほどの全身防寒着は必要ありませんが、東京の冬くらいをイメージした暖かい服装を用意しましょう。
ダウンコートやウールのロングコートは多くのパリジャンも着用しています。マフラーやニット帽もマストアイテム。ムートンブーツも若者に人気です。
パリは小雨が降ることが多いので、撥水加工されている上着もおすすめ。予定外の雨が降っても対応できて助かります。
足元は防水性のある歩きやすいブーツやスニーカーが最適。パリは石畳の道も多く、石畳は滑りやすいのでソールのグリップ力が重要です。ピンヒールは避けて、ヒールの低いブーツやスニーカーなど歩きやすい靴で行きましょう。
バッグは斜めがけタイプがおすすめ
両手が空くショルダーバッグは、実用的でスリ対策としても効果的。
リュックは便利ですが、死角になるため実はスリに狙われやすい!美術館ではリュックの持ち込みが禁止されているところもあるので、リュックでの観光・街歩きはあまりおすすめしません。
忘れちゃいけない!冬の必須アイテム
カイロ
寒がりさんはカイロを日本から持参して。パリでは入手不可能です。長時間外を歩く日に重宝します。
折りたたみ傘またはレインコート
1月は雨の日が多いので、雨具は必須です。小雨程度ならフランス人は傘をささない人も多いですが、長時間歩く観光客は濡れないことを優先して。服が濡れると体温が下がり、街歩きが辛くなってしまいます。多少荷物になっても、体調万全で快適なスタイルを保つことが大事です。
あったら安心!プラスαの持ち物
のど飴・風邪薬
寒暖差や気候の違いで旅先で体調を崩すのはよくあること。薬は現地でももちろん購入できますが、体調が悪いなか慣れない土地でよくわからない薬を購入するのは、気力も体力も消耗します。現地の薬が体質に合わないことも考えられるので、日本の常備薬は持っていくと安心です。
小分けバッグとエコバッグ
美術館やデパートでは大きな荷物を預ける必要があることも。貴重品を入れる小さなバッグがあると便利です。
それから、フランスのスーパーレジ袋は有料です。最近はアパレルショップなどでも有料にしているところが増えているので、常にバッグの中にエコバッグを入れておくと、いざというときに役立ちます。
モバイルバッテリー
寒さでスマホのバッテリー消費が早くなります。写真撮影や地図確認でたくさん使うことになるので、予備電源は必携。
1月のパリは、確かに寒さとの戦いです。でも、その寒さを乗り越えた先には、観光客が少ない静かな美術館、お得なセールでの買い物、おいしい冬の料理、そして何より”本当のパリ”に出会える特別な体験が待っています。
人混みを避けてゆっくり観光したい人、ファッションやデザインに興味がある人、パリジャンの暮らしを垣間見たい人には、1月は最適な時期。防寒対策さえしっかりしていれば、むしろ快適に過ごせる穴場シーズンですよ。




