年末が近づいてきましたね。年末年始を海外で過ごそうと計画を立てている人もいるのではないでしょうか。
今回はパリの年越しカウントダウンイベントをご紹介!もっとも盛り上がりを見せるシャンゼリゼ通り・凱旋門でのカウントダウンイベントにはどうやって参加するのか、どのくらい盛り上げるのか、詳細をお伝えします。
パリで年越し予定の人はぜひチェックしてくださいね。
目次
シャンゼリゼ通りのカウントダウンイベントって?
パリの年越しカウントダウンといえばシャンゼリゼ通り!シャンゼリゼ通りの先にある凱旋門にプロジェクションマッピングで数字が表示され、新年までのカウントダウンを行います。新年と同時に花火が上がったら、近くにいる人と「Bonne année!」と言い合うのがフランス流です。
シャンゼリゼ通りの冬のイルミネーションとプロジェクションマッピングであたりは明るく彩られ、日本の厳かな年越しとは正反対の年越し体験ができます。フランス人も観光客も混じってシャンゼリゼ通りを埋め尽くし、新年を祝う賑やかなイベントですよ。
イベント当日はシャンゼリゼ通りは車両の通行は禁止となり、カウントダウンイベントのために整備されます。カウントダウン前にはコンサート等のイベントが開かれるなど、かなりの盛り上がりです。
せっかくパリで年越しするなら現地のイベントに参加したいですよね。シャンゼリゼ通りカウントダウンイベントにはどうやって参加するのか、どんなプログラムが用意されているのか、注意すべきことなど、詳しく紹介していきます。
シャンゼリゼ通りカウントダウンイベント会場はどこ?
シャンゼリゼ通りのカウントダウンはシャンゼリゼ通り一体と凱旋門です。凱旋門から花火が上がるので、凱旋門のすぐ近くには近づけません。
\ パリ3大美術館のチケットは早めに予約しよう! /
シャンゼリゼ通りカウントダウンイベントのプログラム
シャンゼリゼ通りのカウントダウンは、夕方頃から歌手によるコンサートやDJパフォーマンスなどのイベント ➡️ プロジェクションマッピング ➡️ カウントダウン ➡️ 新年を迎えると同時に花火、というのが、近年の恒例プログラム。
しかし、残念ながら2025年はコンサートやDJパフォーマンスなどのイベントは行わないことが発表されています。理由はセキュリティ上の問題から。
そのため、今年はプロジェクションマッピングとカウントダウン花火のみの予定です。
シャンゼリゼ通りカウントダウンイベント参加方法
シャンゼリゼ通りのカウントダウンには誰でも自由に参加できます。ただ、とにかく多くの人が集まるので、早く行って並ぶか、ゆっくり行ってシャンゼリゼ通りの後ろや隅っこの方でひっそり参加するか、悩ましい問題です。
開場は19時予定なので、そこからカウントダウンまでは5時間もあります。パリの冬は極寒というほどではないにしても、屋外で5時間も待ち続けるのはなかなか根性が必要です。それにもし、19時にシャンゼリゼ通りについたとしても、もっと早くから開場待ちしている人もいるので、いい場所が取れるとも限りません。
ただ、今年はコンサートやDJパフォーマンスなどのイベントがないため、開場時間は例年より遅く、集まる人もいつもよりは少ないのでは、と予想されます。
\ パリ観光のマストスポット! /
シャンゼリゼ通りカウントダウンイベントタイムスケジュール
12月31日のスケジュールは次のようになっています。(※変更の可能性あり)
今年はコンサートやDJパフォーマンスなどのイベントがないため、開場時間は19時と遅めです。
15時00分:シャンゼリゼ通りと周辺地区の交通閉鎖
シャンゼリゼ通りとその周辺、パリの中心エリアの車の交通が禁止されます。シャンゼリゼ通りは歩行者天国となります。
19時00分:シャンゼリゼ通りへの入場開始
19時からシャンゼリゼ通りへの入場が始まります。荷物検査などのチェックがあるので、時間がかかることを覚えておいて。
23時50分:プロジェクションマッピング
凱旋門を利用したプロジェクションマッピングが始まります。
00時00分:年越し・花火
みんなでカウントダウンをし、2026年を迎えるとともに凱旋門から花火が打ち上がります。
シャンゼリゼ通りへのアクセス方法(特別ダイヤ・駅閉鎖あり)
当日はシャンゼリゼ通り周辺の地下鉄・RERの駅が封鎖され、出入り口が利用できなくなります(乗り換えは可能)。
駅によって閉鎖時間が違い、15時からだんだんと出入り口の閉鎖が始まります。現段階でわかっている閉鎖駅は次の通り。
変更の可能性もあるので、最新情報はRATP(パリ交通公団)のサイトやアプリ(Bonjour RATP)などからご確認ください。
15時から出入り口が閉鎖される駅
・RER A線:シャルル・ド・ゴール エトワール駅
・地下鉄1番線:パレ・ロワイヤル ミュゼ・デュ・ルーヴル駅〜ポルト・マイヨ駅の全駅
19時から出入り口が閉鎖される駅
・地下鉄6番線:パッシー駅
・地下鉄9番線:イエナ駅
・地下鉄2番線:テルヌ駅
・地下鉄9番線:フィリップ・ド・ルール駅
21時から出入り口が閉鎖される駅
・地下鉄6番線:デュプレックス駅
23時から出入り口が閉鎖される駅
・地下鉄6番線:ボワシエール駅
00時から出入り口が閉鎖される駅
・地下鉄2・6番線:シャルル・ド・ゴール エトワール駅
15時の時点で、シャンゼリゼ通り上にある駅はほとんど封鎖され、19時には少し離れた場所の駅も閉鎖されてしまいます。
シャンゼリゼ通りへアクセスするには、
- 15時前に現地へ来てどこかで時間を潰す
- 15時以降、少し離れた駅から徒歩またはヴェリブなどのレンタル自転車を利用
することになります。
タクシーを利用する手もありますが、シャンゼリゼ通りの周辺道路は封鎖されているので、どこまでタクシーで近づけるかはわかりません。
◯ 夜は特別ダイヤで一晩中運行
12月31日から翌朝にかけては、特別ダイヤで地下鉄・RER合わせて17路線が一晩中運行します。そのため、カウントダウン終了後も公共交通機関を使って帰宅することが可能。しかし、閉鎖駅が多くかなり混み合うので、タクシーなどの交通手段を考えておくのがおすすめです。
\ パリでしか見られないキャバレーショー♡ /
Klook.com防犯対策は徹底して!
カウントダウンイベントは大勢の人が集まるので、スリなどのリスクも高まります。イベント会場はもちろん、行き帰りの地下鉄もいつもより混み合うので危険が増します。
出かける際は必要最低限の荷物にし、パンツや上着の外ポケットには絶対に貴重品を入れないようにしましょう。
子ども連れでの参加は非推奨
大勢の人が参加し会場はギュウギュウ詰め状態になるため、小さなお子さんを連れての参加は控えるようにと、パリ市から発表されています。
フランス語で「あけましておめでとう」何と言う?
フランス語の新年のあいさつは「Bonne année(ボナネ)」といいます。
「良い一年を」という意味があり、日本語の「あけましておめでとう」にあたります。
家族や友人はもちろん、職場、お店の店員さんなど、誰にでも使える”明けましておめでとう”です。フランスで新年を迎える際はぜひ使ってくださいね。
\ エッフェル塔のお得なチケット! /
シャンゼリゼ通り以外で年越しするなら
パリではシャンゼリゼ通り以外でも、さまざまな場所でカウントダウンイベントが開かれます。
フランスをはじめ欧米では、クリスマスを家族で過ごし、年越しは友達同士で賑やかに、というのが、定番の過ごし方。年末年始はどこも閉まってしまう日本とは逆で、多くのクラブやイベント施設でカウントダウンイベントが開かれます。
寒い外でカウントダウンを過ごしたくない人、ローカルなカウントダウンイベントに参加したい人は、パリジャンに混じってフランス人らしい年越しをしてみるのはいかがですか?
パリジャンに人気の年越しスポット
若いパリジャンはシャンゼリゼ通りのカウントダウンより、クラブなどのカウントダウンイベントに参加する人が多いのだそう。
少し落ち着いた年齢層になると自宅でパーティー、というパターンが多め。
若いパリジャンに人気の年越しスポットは次のような場所です。
エッフェル塔で年越しイベントはある?
パリの行事ごとやイベントスポットといえば、エッフェル塔。パリ祭と呼ばれている7月14日の革命記念日にはエッフェル塔から花火が打ち上がります。そのため、年末もエッフェル塔でカウントダウンイベントがあると思っている人もいますが、エッフェル塔ではカウントダウンイベントはありません。
毎日行われているライトアップとシャンパンフラッシュはありますが、花火などの特別なイベントはないので、エッフェル塔には出掛けないでくださいね。
ムーラン・ルージュで特別な夜
ムーラン・ルージュでは12月31日だけの特別イベントが用意されています。ガストロノミックな料理をオーケストラの奏でる音楽とともにいただき、その後ムーラン・ルージュのショーを楽しむプログラムです。シャンパンも1本ついてくる特別なコースですよ。
値は張りますが、せっかくのパリでの年越しの夜、少し贅沢してみるのもいいかもしれませんね。公式サイトから予約可能です。




