パリの百貨店といえばギャラリー・ラファイエット、プランタン、ル・ボンマルシェが人気どころ。しかし、2021年にもう一つの百貨店がオープンしたことをご存知ですか?それは長い間改修工事のために閉館していた老舗百貨店、サマリテーヌです。
2005年から約16年もの間休館していたので、最近パリ旅行をされた方の中にはその存在を知らない方も多いかもしれません。
1869年に作られたサマリテーヌは、アール・ヌーヴォー様式の装飾とガラス天井が特徴。改修工事ではその美しい装飾が修復され、当時の美しい建物が蘇っています。
改修により、ホテルやレジデンス、託児所などが入る複合施設となったサマリテーヌ。百貨店自体の売り場面積は小さくなりましたが、厳選されたブランドとアイテムが揃います。
フロアガイド
セーヌ川にかかるパリ最古の橋 ポン・ヌフと、パリの中心を走る大通りリヴォリ通りの間に位置するサマリテーヌ。
わかりやすくポン・ヌフ館とリヴォリ館のふたつに分かれています。二つは地下1階と1階(日本式2階)の渡り通路で行き来が可能です。
アール・ヌーヴォー様式の美しい装飾が見られるのは、ポン・ヌフ館。ハイブランドのファッションやジュエリーの売り場が並んでいます。
リヴォリ館は現代的な外観。入っているブランドもストリート系やスポーツブランドなど、ポン・ヌフ館とはガラリと雰囲気が変わります。
ポン・ヌフ館
- 地下1階
- コスメ、香水、免税カウンター
- 0階(地上階)
- バッグ、ファッション小物
- 1階
- レディース
- 2階
- アクセサリー、時計
- 3階
- メンズ
- 4階
- レディースシューズ
- 5階
- レストラン、バー
リヴォリ館
- 地下1階
- コスメ、香水、スパ
- 0階(地上階)
- メンズ、レディース
- 1階
- ストリートウェア、アウトドアブランド、カフェ
地下1階はポン・ヌフ館からリヴォリ館まで全面コスメコーナーになっています。取り扱いブランドもアイテム数も多いのに、比較的空いているためかなりおすすめ。
サマリテーヌにはオリジナルアイテムがあり、どれもとてもかわいくてお土産としてもぴったりです。なかでもトートバッグはかなりの人気アイテム。さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
サマリテーヌ / SAMARITAINE
- アドレス
- 9 Rue de la Monnaie, 75001 Paris
- 営業時間
- 10:00〜20:00
- 休館日
- 5月1日
- 公式サイト
- SAMARITAINE
- 最寄り駅
- ・地下鉄1番線
- ルーヴル・リヴォリ(Louvre – Rivoli)駅
- ・地下鉄7番線
- ポン・ヌフ(Pont Neuf)駅
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