パリ旅行を考えるとき、「治安」ってやっぱり気になりますよね。特に初めて行く人やフランス語に自信がない人にとっては不安材料のひとつ。安心して楽しむためには事前の情報収集が重要です。今回は、有名観光地が集まるパリ1区の治安事情についてわかりやすくご紹介します。
パリのど真ん中に位置する1区

ルーヴル美術館、チュイルリー公園、コンコルド広場。まさに「これぞパリ!」という感じの名所がぎゅっと集まっているのが1区です。セーヌ川にも面していて、歩いているだけで気分も上がります。
カフェやレストランも豊富で話題のお店もたくさん。さらにはアパレルショップも多いので、ショッピングを楽しむにももってこいのエリアです。
パリの中心に位置するだけあって、駅が多く交通の便も◯。パリのどこからでもアクセスしやすく便利です。観光客にとってはまさに理想的な立地です。
\ルーヴル美術館を日本語でお得に予約!/
治安は良好!でも注意ポイントも
パリ1区はパリの中でも比較的「安全」といわれているエリアです。とはいえ、安心しきってしまうのは禁物。人が多い=狙われやすい、というのも事実だからです。観光客をターゲットにした軽犯罪、つまりスリや詐欺は多く発生しています。
とくにルーヴル美術館や地下鉄駅の周辺は、スリがよく出没するスポット。油断していると、知らないうちに財布やスマホが…なんてことも。観光地ならではのリスクですね。
実際にどんな被害が発生しているのか、どんな場所で発生しているのか、詳しく紹介していきます。
\ パリ観光のマストスポット! /
どんな被害が多いの?
1区でよくある被害は、やっぱり「スリ」。それと「署名詐欺」や「募金詐欺」も定番です。
パリの地下鉄の車内や駅のホームでスリが多いことは有名なので、知っている人も多いはず。しかし、スリがいるのは地下鉄だけではありません。カフェやレストランのテラス席でテーブルに置いていたスマホを持っていかれた、というような被害も報告されているんです。

「署名詐欺」や「募金詐欺」は片言の英語などで署名や募金を装って近づき、気を引き付けておいてその隙にスマホや財布を盗む、という手口のスリ。ルーヴル美術館の入口付近などは、この手口を使うスリグループの活動エリアとして知られています。こういった手法のスリがあることを知らないと、バインダーやノートを手に話しかけられたらつい答えてしまうこともありますよね。親しげに話しかけられても、気を許してはいけません。
1区の中でも要注意な場所は?
人通りが多く、基本的には治安がいい1区。そんな1区でも被害の多いスリから身を守るために、特に気をつけたい場所をお伝えします。よく名前が挙がるのはこのあたりです。
基本的には、にぎやかな場所=スリ注意、という認識でOKです。

1区って、滞在先としてアリ?
結論から言うと、パリ1区は滞在先としてかなりおすすめ。ホテルはちょっとお高めな傾向ですが、立地と利便性を考えれば納得ですよね。オテル リッツやル ムーリスなどの高級ホテルもパリ1区にあります。
観光地へのアクセスは抜群だし、夜も比較的明るくて人通りもそこそこ。シャルル・ド・ゴール空港への直通バス乗り場も近いので便利です。
初めてパリに行く人や、短期滞在で効率よく観光したい人にはぴったりのエリアですよ。
観光中に気をつけたいポイント
治安がいいとはいえ軽犯罪が多いパリ1区。どうやって自衛すればいいのか、守るべきポイントをいくつかご紹介します。
これだけでも、被害のリスクはかなり減ります。
パリ1区は、美術館にカフェに、公園にと、魅力がいっぱいのエリア。だからこそ人が集まって、スリたちも寄ってくるんです。でも、ちょっとした注意をするだけでトラブルは防げます。
安全に、でもリラックスして。せっかくのパリ旅行、1区の魅力を思いっきり楽しんでくださいね。