パリ旅行を考えていると、「どのエリアに泊まるのがいいんだろう?」と悩みますよね。せっかくの旅行、できればおしゃれで安全な場所に泊まりたいもの。そんな方におすすめしたいのが「パリ6区」です。
今回は、6区がどんな場所なのか、治安はどうなのか、観光や滞在時に気をつけることなどを、旅行者目線でご紹介します!
パリ6区ってどんなエリア?
パリ6区は、セーヌ川の左岸にある歴史あるエリア。名前を聞いたことがある人も多い「サン・ジェルマン・デ・プレ」や、緑いっぱいの「リュクサンブール公園」がある場所です。
昔から文学や芸術の中心地として知られていて、サルトルやボーヴォワール、ヘミングウェイなどもこのエリアにゆかりがあります。彼らが通ったカフェやレストランは今でも残っていて、観光客の人気スポットです。書店やギャラリーが多く、落ち着いた大人の雰囲気も魅力。

高級住宅街としても知られていて、街並みもきれいです。パリ6区には、日本人がパリと聞いて思い浮かべる“ザ・パリ”な景色が広がっています。観光はもちろん、ちょっと長めの滞在にもぴったりのエリアですよ。
パリ6区の治安はいい?
全体的に見て、パリ6区は治安がいいといわれています。特に夜でも人通りがあり、照明も明るい通りが多いので、ほかのエリアに比べて安心して歩けます。
とはいえ、ここは観光都市パリ。スリや置き引きといった軽犯罪はやはり6区でも発生しています。とくに観光客が多く集まる場所では、バッグの管理には気をつけたいところ。
スリ・置き引きが多い場所ってあるの?
次に紹介するエリアは、6区の中でもスリや置き引きの被害が多い場所。観光客がよく行く場所と重なっているので、足を運ぶ人も多いはず。防犯意識を忘れずにいてくださいね。
このエリアは昔ながらのカフェも多く、テラス席でパリの街並みを眺めるのも楽しみのひとつ。しかしカフェのテラス席で荷物をイスにかけておく、テーブルにスマホを置いておく、という日本では普通の行動もパリでは危険です。いつの間にかバッグやスマホがなくなっていた、というケースも少なくありません。

パリ6区を通っている地下鉄4番線も要注意。いつも混んでいるのでスリの格好の狩場になっています。車内ではバッグの口に常に手を添えておいたり、抱えるようにして持つようにしましょう。
また、どんなに治安がいいといわれる場所であっても、ひとけのない路地などには危険が潜んでいます。夜はなるべく明るくて人通りのある道を選んで歩くのがベターです。
滞在するのにおすすめ!
パリ6区は滞在場所としてかなりおすすめ!交通の便がよくて、観光スポットにも近く、治安も比較的安定している。そして何より、パリらしい美しい街並みのなかで過ごせるのが最大の魅力です。おしゃれなホテルもたくさんありますよ。
特におすすめなのはサン・ジェルマン・デ・プレ地区・リュクサンブール公園周辺・オデオン地区の3つです。
サン・ジェルマン・デ・プレ地区はギャラリーや老舗カフェが多く、とにかくパリらしい雰囲気と街並みが最高。カフェ好きな人やパリの街並みを満喫したい人におすすめです。

リュクサンブール公園はパリの中心地になりながら緑あふれる場所です。周辺も落ち着いた雰囲気なので、静かな場所に宿を取りたい人にぴったり。

オデオン地区はサン・ジェルマン・デ・プレ地区のお隣ですが、もう少しカジュアルな雰囲気です。劇場やブックストア、おしゃれなコーヒーショップやバーなどがあり、街探索が楽しめますよ。
6区は少しホテル代は高めですが、それだけの価値はあります。はじめてのパリ旅行でも安心して泊まれるエリアなので、どこに止まっ廊下迷っている方はぜひ検討してみてくださいね。
Klook.com観光する時に気をつけたいこと
治安は比較的いいとはいえ、気を抜きすぎはNG。次のポイントを意識しておくと安心です。
パリ6区は治安が安定していて、観光にも便利なエリアです。ホテルや飲食店などの価格は少し高いですが、その分安心して過ごせる魅力たっぷりの場所。
「パリっぽさ」を存分に味わいたい方には、きっと満足できる滞在になるはずです。観光も食事も散歩もすべてが絵になる6区ですてきな時間を過ごしてくださいね。