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パリ レピュブリック広場
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【パリ観光】レピュブリック広場|知りたいデモ状況と治安

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パリ3区・10区・11区にまたがるレピュブリック広場は「共和国」を意味する広場です。デモの集会所としてもよく利用されていて、デモ関連のニュースでレピュブリック広場の名前を聞いたことがある人も多いのでは?

今回はそんなレピュブリック広場の歴史や魅力を紹介しながら、なぜデモ会場となるのか?治安は大丈夫なのか?といった疑問についても解説していきます。

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レピュブリック広場とは

レピュブリック広場(Place de la République)は、パリの3つの区(3区、10区、11区)の境界に位置する広場です。北側にはサンマルタンエリア、南側には北マレエリアが続いています。

面積は約3,4haあり、パリのなかでももっとも大きな広場の一つとして知られています。広場の中央には、フランス共和国の象徴である「マリアンヌ」の巨大な銅像が立っています。

広場は同時に地下鉄の駅にもなっていて、毎日たくさんの人が利用しています。この広場は単なる観光地ではなく、パリ市民の日常生活に密接に関わる場所です。

レピュブリック広場はどこにある?

レピュブリック広場は、パリの東部、3区、10区、11区の境界に位置しています。地下鉄のレピュブリック駅は重要な乗り換え駅で、3番線・5番線・8番線・9番線・11番線が交差する交通の要所でもあります。

Place de la République
24時間アクセス可能
地下鉄3・5・8・9・11番線 レピュブリック駅(République)
〈周辺の観光施設〉
サンマルタン運河(徒歩5分)

【レピュブリック広場の場所を地図で見る⬇️】

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レピュブリック広場の歴史

広場の場所はもともと 「シャトー・ドー広場(Place du Château-d’Eau)」 と呼ばれていました。「水の城(Château-d’Eau)」と呼ばれる大きな噴水が建てられていたためです

現在の広場の形は、第二帝政時代の都市改造によって形成されました。マジェンタ大通り、レピュブリック大通り、ヴォルテール大通りが開通したことで、今の姿になりました。

1879年には、名前がレピュブリック広場へと変わります。1883年にはマリアンヌ像が設置され、自由・平等・博愛の精神を象徴する場所となりました。

近年では、2012年から2013年にかけて大規模な改修工事が行われています。この工事で、全面コンクリ舗装の現代的な広場へと生まれ変わりました。

全面コンクリになったことで、たくさんのスケートボーダーが集まるように。広場の中で自転車を乗り回す人もいるので歩くときは注意してね。

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レピュブリック広場ってこんなとこ

パリ レピュブリック広場

デモ活動の中心地

レピュブリック広場は、フランスの民主主義の象徴的な場所として、様々な集会やデモの会場となることで有名です。政治的な抗議活動から平和的な集会まで、市民が自分たちの声を届ける場として重要な役割を果たしています。

特に2015年のシャルリー・エブド襲撃事件ではフランス史上最大級のデモ行進の中心地点となりました。バタクラン劇場でのテロ事件後は、パリ市民が犠牲者に寄り添い、花やろうそくを捧げるために自発的に集まった場所でもあります。

さらに最近では黄色いベスト運動や年金改革への抗議デモなど、政治に対するデモが頻繁に行われています。

デモは平和的に行われることもあれば、警察が出動する事態にまでなるケースもあります。暴力行為にまで発展するケースは珍しくないので、デモ開催中は広場周辺には近づかないことが鉄則です。

◯どうしてレピュブリック広場でデモが開催されるの?

広場は約3,4haもあり、数万人規模の人数を収容できることと、交通の要所でありパリ全域からアクセスしやすいことが理由として考えられます。

また、中央に建つマリアンヌ像は、自由・平等・博愛の精神を体現しています。政治的なメッセージを訴える場所として、市民や運動団体にとって象徴的な舞台であることも理由の一つです。

ブロカントが開かれることも

時期によっては、広場やその周辺で蚤の市やフリーマーケットが開催されます。不定期のため正確な日時はわかりませんが、春から秋にかけての暖かい時期の週末によく開催されます。

レピュブリック広場で行われる蚤の市は規模が大きく、探索しがいがありますよ。蚤の市でヴィンテージのアクセサリーを探すフランス人女性は多いです。フランス人がおしゃれなポイントかもしれませんね。

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レピュブリック広場周辺の観光スポット

レピュブリック広場周辺には、パリの魅力的な観光スポットがいくつもありますよ。

サン・マルタン運河

サンマルタン運河

広場の北側に位置し、美しい運河沿いの散歩道が人気です。おしゃれなカフェやショップが多く、若いパリジャンに人気のエリア。週末はかなりの人出ですよ。

カフェもショップも公園もあって、一日中過ごせるエリア!

カジュアルなカフェやレストランが多く、値段も比較的リーズナブルです。ランチ→運河沿いを散歩→気になるショップを回る、なんてプランはいかがですか?

マレ地区

北マレ地区はマレ地区の中でもセレクトショップなどおしゃれな服屋が多いエリアです。ヴィンテージショップなどもあり、おしゃれ上級者が集まる場所、というイメージ。街行く人を見ても、個性的なファッションの人が多いですよ。日本にはないブランドを開拓したい人におすすめのエリアです。

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レピュブリック広場周辺で見逃せないレストラン

ブイヨン レピュブリック(Bouillon République

ブイヨンレピュブリックはレピュブリック広場すぐのところにあり、常に行列が絶えない有名店です。観光客はもちろん、行列嫌いなパリジャンも並ぶほど。その秘密は美しい内装と驚くほど安いそのお値段です。

「ブイヨン」とは昔の大衆食堂のことで、ここはその流れを引くレストラン。大衆食堂とはいっても、レストランの内装は大衆食堂が栄えた19世紀の華やかなインテリアで、現代の私たちからしたら大衆食堂だったとは思えないレストランです。

反対にメニューは大衆食堂のイメージそのままで、かなりリーズナブルな値段です。前菜やデザートは10€以下で、メインも13€以下で楽しめてしまうんです。前菜+メイン+デザートを20€以下で食べることだって可能です。

メニューに並ぶのはフランスの伝統的な料理ばかり。フランスのクラシックな料理を食べたいなら絶対行くべきレストランです。

なるべく並ばずに入店するには食事時間をずらして行くこと。夜は通常の食事時間よりも早めに行くのがいいですよ。サービスはとてもテキパキしていて席数も多いので、もし行列ができていても回転は早めです。並んでいても諦めないで挑戦してみてくださいね。

I N F O R M A T I O N

Bouillon République

公式サイト
39 Bd du Temple, 75003 Paris
12時〜24時
地下鉄3・5・8・9・11番線 レピュブリック駅(République)から徒歩2分
メニューはこちらから

【Bouillon Républiqueの場所を地図で見る⬇️】

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レピュブリック広場とその周辺の治安

レピュブリック広場周辺はすごく治安が悪いわけではありませんが、治安がいいとはいえません。広場やその周りにはホームレスや物乞いなども多く、ところどころにある落書きも治安があまりよくないことを示しています。人出はあるので危険を感じることはあまりありませんが、歩くときは周囲に気を払いましょう。

夜は酔っ払いがからんでくることなどもあるので、一人で出歩くことはおすすめしません。複数人で出かけるとしても、大通りや人通りのある道を選んで歩くようにしましょう。サンマルタン運河沿いやマレ地区に入ると治安はよくなっていきます。

デモや集会が行われているときは、絶対に近づかないこと。どんな危険があるかわかりません。

レピュブリック広場周辺の治安

・治安はめちゃくちゃ悪くはないがよくもない

・ホームレスや物乞いなどが多い

・夜は一人で出歩かない、大通りや人通りのある道を選んで歩く

・デモや集会が行われているときは、絶対に近づかない

レピュブリック広場はマレ地区やサンマルタン運河へアクセスする際によく通る場所です。パリに滞在中は、デモやブロカントの予定がないかチェックしてくださいね。

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