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パリ観光マガジン

パリの老舗カフェ、レ・ドゥ・マゴ
Food カフェ・レストラン

文豪たちが通ったパリの老舗カフェ「レ・ドゥ・マゴ」

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レ・ドゥ・マゴは1885年創業の老舗カフェ。

パリ最古の教会であるサン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいに位置し、ともにパリの移り変わりを長い間眺めてきた歴史ある場所です。

サン・ジェルマン・デ・プレ地区の老舗カフェ

「マゴ」とは陶製の人形を意味し、店名の「レ・ドゥ・マゴ」は「二つの人形」というような意味になります。

レ・ドゥ・マゴの建物は以前は絹織物店が入っていて、店内に二体の人形が飾られていました。この二体の人形が店名の由来になっています。

そしてこの二体の人形は現在もカフェの店内に飾られています。店内の装飾のなかでも、最も古くから残っているものです。カフェに行ったらぜひ見てみてくださいね。

アーティストや文豪家らが通ったカフェ

1920年代からアンドレ・ブルトンやルイ・アラゴン、ポール・エリュアールなどアーティストや文豪たちがレ・ドゥ・マゴに通うようになり、知識人の集うカフェとして栄えました。また、第二次世界大戦のパリ解放後にはサルトルやボーヴォワールらが通ったことでも有名です。

このカフェの素晴らしいところは、彼らが通った当時のテーブルやイスや装飾が現在もそのまま使われていること。多くの著名人が過ごしたカフェの雰囲気をそのまま感じることができるんです。時代を超えて同じ空間を共有できるなんて素晴らしいことですよね。

現在はお客さんのうち観光客が70%を占めているそう。バカンス期には行列ができるほどですが、数あるパリのカフェの中でもこんな特別な場所はここだけ。せっかくのパリ旅行、多少並んでも行きたいところです。

日本語のメニューもこちらから見ることができるのでどうぞ。

Les Deux Magots 日本語メニュー

文学賞「ドゥ・マゴ」

1933年にカフェの常連客だった文学者たちによって文学賞「ドゥ・マゴ」が創設され、さらに文学カフェとして価値を高めました。

映画の舞台にも使われた

レ・ドゥ・マゴは映画の舞台にも多く使われてきました。

カフェを訪れる前に映画を見てみるとより一層カフェを楽しめるかもしれません。

作品リスト

  • Les Aventures de Rabbi Jacob(1973年) 邦題:ニューヨーク←→パリ大冒険
  • La Maman et la Putain(1973年) 邦題:ママと娼婦
  • Intouchables(2011年) 邦題:最強のふたり

レ・ドゥ・マゴ / Les Deux Magots

アドレス
6 Place Saint-Germain des Prés, 75006 Paris
営業時間
7:30〜1:00
定休日
なし
公式サイト
Les Deux Magots
Les Deux Magots(日本語サイト)
予約可。予約はこちらから ⇒ Les Deux Magots予約ページ
最寄り駅
地下鉄4番線
サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)駅