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パリ、クリスマスマーケット
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【2021年】パリ、チュイルリー公園のクリスマスマーケットが人気のワケ

みなさんもうクリスマスマーケットは行かれましたか?

まだ行かれていない方も多いですよね。なんせまだ11月ですし。

パリでは一番早いクリスマスマーケットがすでに始まっています。

それはどこかというと、チュイルリー公園のクリスマスマーケット。

チュイルリー公園のクリスマスマーケットは、移動遊園地も併設されたパリで最も規模の大きなクリスマスマーケットの一つで、一番人気のあるクリスマスマーケットです。

さっそくチュイルリー公園のクリスマスマーケットに行ってきたので、人気の理由、おすすめポイントを紹介していきたいと思います。

チュイルリー公園のクリスマスマーケット

パリ/クリスマスマーケット
▲チュイルリー公園のクリスマスマーケット/スケートリンクも!

チュルリー公園には、クリスマスマーケットの屋台に加えて移動遊園地とスケートリンクも設置されていてとってもにぎやか!

おもちゃの兵隊やサンタクロース、トナカイのかわいらしいデコレーションで気分が上ります。

屋台も冬の山小屋を思わせる作りでクリスマスムードはバッチリ。クリスマス気分にどっぷり浸れます。

まずこのデコレーションのかわいさは多くの人が訪れる一番の理由ですね。

サンタクロースと写真が撮れるスポットもありましたよ。白ひげのサンタクロースがトナカイとともに迎えてくれます。

スケートリンクでは靴の貸し出しがあるようで、みんなお揃いのスケート靴で滑っていました。天気が良かったので、外で滑るスケートはとっても気持ちがよさそうでした。

わたしはこれまでの人生で一度もスケートにチャレンジしたことがなく、冬だ!スケートをしよう!という考えがまったくないのですが、スケートリンクはなかなかの賑わいでした。

パリジャンたちもあまりスケートをする機会がないからこそ、ここぞとばかりに楽しむのか、フランス人にとってはスケートが身近なものなのかはわかりませんが、スケートもチュイルリー公園の名物の一つですね。

パリ、クリスマスマーケット
▲ヴァン・ショーの屋台

そしてマーケットにはたくさんの屋台がズラリ!

クリスマスマーケットの定番といえばヴァン・ショーですよね。ヴァン・ショーの屋台もいくつもありました。

ホットシードルやさくらんぼのヴァン・ショーなどの変わり種もあって迷いましたが、わたしは定番のヴァン・ショーを飲みました。

ヴァン・ショーだとワインよりもぐっとアルコール度数が下がるので、わたしのようにアルコールに強くなくても飲みやすいので嬉しいですよね。

チュロスやスイーツ系の屋台もたくさんありました。

もちろん食事系の屋台も充実

パリでここまで屋台が充実しているのは、このチュイルリー公園とラ・デファンスのクリスマスマーケットくらいです。

定番のラクレットやサンドイッチ、ウィンナーなどから、パエリア、ポテトフライ、ハンバーガーなどなど。。。

そこら中からいい匂いがして食欲を刺激します。

特にオニオンスープがとってもいい匂いでした!魔女の窯のような形の銅鍋から湯気が立って、見た目もインパクト抜群でした。

軽食のようなものばかりかなと想像していたら、意外とボリュームのある料理が並んでいて、見ているだけでお腹が空いてきました。

数は少ないですが、テーブルとイスもところどころに設置してありましたよ。

レストランのようにテントの中に飲食スペースが作ってあるところもありました。寒い夜には大助かりですね。

パリ、クリスマスマーケット
▲夜のクリスマスマーケット

夜になると、イルミネーションで一気に雰囲気が変わります。

クリスマスのデコレーションがより一層華やかになって気分を盛り上げてくれていました。

昼間のクリスマスマーケットもいいですが、夜はやっぱりイルミネーションで賑やかさが増しますよね。

夜空とイルミネーションのコントラストがマーケットの魅力を引き立てているな〜と思いました。

ライトに照らされて屋台に並ぶ食べ物もより一層おいしそうに見えました。

子供と楽しめる移動遊園地

パリ、クリスマスマーケット(移動遊園地)
▲移動遊園地/お化け屋敷

移動遊園地も人気の理由の一つ!

クリスマス以外の時期にもチュイルリー公園に移動遊園地がやって来ることはありますが、今の時期は乗り物もクリスマス仕様に飾り付けされていて特別かわいいです。

移動遊園地は小さな子供でも楽しめる乗り物から、ちょっとスリルが味わえそうな乗り物までありました。

おすすめはお化け屋敷。

乗り物に乗ってまわるタイプのもので、意外と大人も楽しめます。

平日でそれほど混んでいなかったこともあり、行列が出来ているアトラクションはほとんどありませんでした。

童心に返ってアトラクションを楽しんでみるのもよさそうです。

夜になると移動遊園地はかなりド派手に雰囲気が変わります。これでもかというくらいにイルミネーションがビカビカ光っていました。

クリスマスの雰囲気をぶち壊しにするくらいにカラフルで派手な照明ですが、移動遊園地のこの雰囲気もパリの冬の風物詩(?)ということで楽しみましょう。

パリ、クリスマスマーケット(移動遊園地)
▲夜の移動遊園地

現金の用意は忘れずに!

せっかくの機会なので、屋台でご飯を食べる人も多いと思います。

屋台では支払いにカードを使用できるところが多いですが、最低金額が決まっている場合が多いようです。

わたしがヴァン・ショーを飲んだところでは10€からカードが利用OKでした。

ヴァン・ショーは小さいサイズで5€というところが多かったので、ヴァン・ショー一つだけだとカードが利用できません。

屋台によっても違いますが、現金を用意していくのが無難です。

でも、もし現金を忘れてしまったとしても大丈夫!クリスマスマーケット内にATMが設置してありました。

場所は観覧車のすぐ側です。

夜は人混みを覚悟して

わたしが行ったのは平日。昼間はそれほど人はいないので、ゆっくりのんびり見て回ることが出来ました。

でも夜になると平日といえど、まぁまぁの混み具合。仕事終わりに来る人が多いようです。

もう人が多すぎて無理。。。というほどではないですが、やはり昼間と比べるとそれなりの人出がありました。

観覧車などには行列が出来ていましたよ。

週末などはかなり混むことが予想できます。

週末や平日の夜に行かれる方が多いかと思いますので、その際はかなり混むことを覚悟して行ったほうがよさそう。

新型コロナ第5波襲来でクリスマスマーケット開催予定に変更は?

11月25日にオリヴィエ・ヴェラン大臣より新型コロナ第5波襲来に関して発表がありました。

衛生パスの有効期限や3回目のワクチン接種についてなど、今後の生活に関わってくる重要な発表がされました。

ワクチン接種は予約困難や長蛇の列など一苦労だったので、またか。。。という感じですね。

フランスの新型コロナの対応策まとめについてはこちらから。

フランスの新型コロナの状況について

さらにクリスマスマーケットに関わる話もありました。

現時点では、フランスではクリスマスマーケットの開催中止はないとのこと。しかしおとなりドイツではクリスマスマーケットの中止を決定した街もあるそう。

気になるクリスマスマーケットに関する発表は、フランス全土のクリスマスマーケットで衛生パス提示が求められるだろうとのこと。

最終的にはパス提示とマスクの着用については各自治体の判断に任されるそうですが、義務化される可能性が高そうです。

わたしが行った時点ではまだこの対策が実行されていなかったのでスラッと入場できましたが、衛生パスの提示が必要となると、入場に行列ができることが予想されます。

時間に余裕を持っていくのがよさそうです。

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