長い間営業停止していた美術館が、2021年5月19日ついに営業再開しました。
日本からはまだまだ観光のために渡航出来る状態ではありませんが、近いうちに旅行できる状態になることを祈って。。。観光の際の注意事項を書きたいと思います。
観光施設でもコロナ対策が取られており、コロナウィルス発生前とはチケット購入などの点で違いがあるので、しっかりチェックしてください。
観光の際に大きく変わったこと
- 美術館をはじめとする観光施設では、コロナウィルス拡大防止のために、ほぼすべての場所で日時指定チケットの事前購入が必須
- 2021年7月21日以降は50人以上の規模の施設では、入場の際に「衛生パスポート」の提示が求められる
※2021年11月現在も同様の対策が続いています。
上記の2点について詳しく説明していきます。
チケット事前予約について
チケット事前予約は、入場者数を制限するためのもので、入場が無料の場合でも予約が必要になります。
以下の場合は予約が必要ないと勘違いしがちなので注意!
- 18歳以下など、無料対象者(多くの美術館では18歳以下は無料です。)
- 毎月第一日曜日の入場無料の日
(フランスでは毎月第一日曜日は無料で入場できるといううれしいシステムがあります。対象施設はパリ市観光局公式サイトより確認できます。)
以上のような場合でも予約が必要となります。
18歳以下の場合はパスポートなど、証明できる書類が必要となります。
当サイトの各施設案内ページではチケットの事前購入が必須であることは(コロナウィルス対策のための一時的なものと思われるため)明記していませんが、多くの文化施設で必須となっています。
美術館などへ行かれる際は、必ず公式サイトなどでご確認ください。
衛生パスポートとは
衛生パスポートとは、ワクチン接種完了証明書、もしくは検査の陰性結果のことを指します。
7月21日から、50人以上の規模の施設ではすでに衛生パスポートの提示が求められています。パスがない場合はチケットを持っていても入場することは出来ません。
さらに、8月9日からはカフェやレストランなど飲食店や医療施設、高齢者施設、長距離移動のための飛行機、バス、電車などでもパスの提示が求められます。(RERやメトロでは必要ありません)
衛生パスポートについて詳しく知りたい方はこちらをお読みください。
チケット購入について
チケットは各施設の公式サイトより購入可能です。
また、日本語で購入したい方は、海外ツアーやチケット・アクティビティを取り扱うサイトから購入が可能です。
フランスのみならず世界中のチケットやツアーを取り扱っていて、パリのたいていの観光施設のチケットも販売しています。
チケット購入後は、各施設入口でスマートフォンでチケット提示、または印刷したものを提示するなどして入場となります。
時間指定のチケットとなるので、必ず予約した時間に行くようにしましょう。
最後に
長い営業停止期間を経て、5月19日ついに美術館や観光施設が営業再開しました。
しかしまだまだコロナウィルスに関しては感染拡大を防ぐための対策が重要になってきます。
屋内ではマスクの着用も引き続き求められています。
スーパー、飲食店、美術館など屋内へ入るときには、設置してあるアルコール消毒液で消毒を行う、対人距離を守るために入口と出口が分けてあるのでしっかり守る、など各施設が行っている対策を徹底していきましょう。