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ロダン美術館の庭
Art & Culture 美術館

ロダン美術館|見どころ・営業時間・チケット情報

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ロダン美術館では、「近代彫刻の父」と呼ばれたオーギュスト・ロダンの代表作のほぼすべてを見ることが出来ます。

美術館は以前の所有者にちなんで「ビロン館」と呼ばれた邸宅を改装して作られました。

邸宅はきれいに手入れされた庭園に囲まれており、その庭園も見どころの一つとなっています。

ロダン美術館の内部
▲ロダン美術館の内部
ロダン美術館の展示室
▲ロダン美術館の内部

ロダン美術館が出来るまで

ビロン館は一時期安く貸し出されていた時期があり、そのときに多くのアーティストがアトリエや住居として使用するようになりました。

そしてロダンも一階の庭に面した部屋をいくつか借り、アトリエ兼住居としていたのです。

ロダンはビロン館をとても気に入り、晩年の十年間をここで暮らしました。

しかしロダンが暮らしはじめて二年ほど経った頃、国がビロン館を買い取る話が出ました。

ビロン館を気に入っていたロダンは一つの提案をします。

「すべての作品と、収集したコレクションを寄付するので、この館を自らの美術館にしてほしい。」と。

当時ロダンはすでに彫刻家として名声を得ていましたが、それでも美術館設立への反対の声も多く、美術館建設の話はなかなか進みませんでした。

結局、美術館がオープンしたのはロダンが亡くなった二年後のことでした。

見どころ

ロダン自身が作品を寄付しただけあって、ロダンの代表作をたくさん見ることが出来ます。

美術館自体はそれほど大きくないので、常設展と庭を合わせても1時間半から2時間程あれば十分ゆっくり見て回ることが出来ます。

特別展の展示スペースは小さめなので、展示内容にもよりますが、1時間もあれば十分でしょう。

主な有名作品

ロダン作 考える人
▲「考える人」(1902年)
ロダン作 地獄の門
▲「地獄の門」(1917年)
ロダン作 接吻
▲「接吻」(1882年)
ロダン作 鼻のつぶれた男
▲「鼻のつぶれた男」(1864年)
ロダン作 カテドラル
▲「カテドラル」(1908年)
ロダン作 カレー市民
▲「カレー市民」(1888年)

庭園

ロダン美術館正面の庭
▲ロダン美術館正面の庭
ロダン美術館の庭
▲ロダン美術館正面の庭

美術館正面側には、様々な種類のバラと山型に整えられた樹木の調和が美しい庭があります。

ロダン美術館が最も美しく映えるのはバラが咲く5月〜6月にかけてです。

可能であればこの時期に訪れるのがおすすめです。

ロダン美術館 裏手の庭
▲ロダン美術館 裏手の庭
ロダン美術館の庭と芝生
▲ロダン美術館 裏手の庭

美術館裏手は、広い芝生と様々な植物、小さな雑木林のある庭になっています。

こちらにはあじさいの花がたくさん植えられているので、あじさいが満開を迎える6月から7月も美術館を訪れるのにはおすすめの季節になります。

基本情報

ロダン美術館 / Musée Rodin

アドレス
77 Rue de Varenne, 75007 Paris
営業時間
10:00〜18:30
定休日
月曜定休、1月1日、5月1日、12月25日
美術館入場料
12€ 
(18歳未満は無料)
毎月第一日曜日無料
◇チケット購入はこちらから ⇒ ロダン美術館チケット購入公式サイト
◇日本語での購入はこちらから ⇒ ロダン美術館チケット購入サイト
パリ・ミュージアムパスの利用
可能
公式サイト
ロダン美術館
最寄り駅
・地下鉄13番線
ヴァレンヌ駅(Varenne)または アンヴァリッド(Invalides )駅
・RER C線
アンヴァリッド(Invalides)駅

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