エッフェル塔やルーヴル美術館など、見どころ満載のパリ。なかでもシャンゼリゼ通りや凱旋門などの有名観光スポットが集まるパリ8区は、多くの旅行者にとって憧れのエリアです。
しかし華やかな表通りの裏側には、旅行者が注意すべき点もあります。今回は、パリ8区の雰囲気や治安について、旅行前に知っておくべき情報をお届けします。
目次
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パリ8区ってどんなとこ?
パリ8区はパリの中心部に位置し、高級ブランドショップや老舗カフェ、歴史的建築物が立ち並ぶ、洗練されたエリアです。
なかでもシャンゼリゼ通りは、ショッピングやカフェ巡りを楽しむ人々で常ににぎわっています。また、凱旋門やコンコルド広場など観光名所も多く、パリの魅力を堪能できる地区です。
シャンゼリゼ通りと凱旋門

まず一番有名なのは、世界でもっとも美しい通りとも称される「シャンゼリゼ通り」。そしてその先に堂々と立つ「凱旋門」です。この二箇所はパリ観光のマストスポット。
シャンゼリゼ通りは、夏は街路樹の緑が美しく、冬はクリスマスイルミネーションが輝きとってもロマンチックな雰囲気になります。ナポレオンの命で建てられた凱旋門は屋上からの眺めが美しく、ぜひ登ってパリの景色を堪能したいところです。
シャンゼリゼ通りには、高級ブティック、フランス料理の名店、カフェ、キャバレーなどが並び、昼夜問わず活気にあふれています。フランスの文化やグルメを楽しむのにぴったりな場所です。
歴史と芸術の香り漂う街並み
また、8区にはエリゼ宮(フランス大統領官邸)や、有名なグラン・パレ、プチ・パレといった美術館もあります。モダンな建築と歴史的建造物が混在し、歩いているだけで芸術に触れているような感覚を味わえるのも8区ならではの魅力です。
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パリ8区の治安はいい?
では、そんな魅力的な8区の治安はどうなのか?
8区は一般的にはパリ全体のなかでは比較的安全とされています。しかし、観光客が多く集まるがゆえに発生するトラブルも少なくありません。
どんな犯罪が多いの?
もっとも多いのは「スリ」と「置き引き」です。特に観光スポットや地下鉄の駅、人気のショッピングエリアでは、若いスリ集団が暗躍しています。
スリ集団は注意を引きつける役と財布などを奪う役に分かれて、グループで動く場合がほとんど。観光客からの「観光中にバッグから財布が消えていた」「レストランでスマホが盗まれた」という被害報告は後を絶ちません。
また、「偽の署名活動」や「寄付を装った詐欺」なども散見されます。観光客に対して英語やフランス語で話しかけ、紙を見せながらサインを求めてきたり、困っているふりをして同情を誘い、スキを見て貴重品を奪う手口などが知られています。
さらには、観光客を装って警戒心を弱めておいてスリを働く、というスリ集団もいるようです。海外旅行に慣れている人にとっては、スリグループは簡単に見分けがつきます。そんな観光客の目を欺くために、きれいな服を着て観光客を装って近づき、財布やスマホを盗むのが彼らの手口です。
犯罪が多いエリアは?
8区で特に犯罪が多いのが、以下のエリアです。
夜になると、ひとけの少ない通りや公園周辺で酔っぱらいのトラブルが発生することもあります。暗くなってからの単独行動には十分に注意して。
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Klook.com8区は滞在場所としておすすめ?
パリ旅行の宿泊先として8区はとってもおすすめ。パリを横断する地下鉄1番線が通っているので、どこへ行くにも便利です。観光地もたくさんあるので、ホテルの場所によっては徒歩でいろいろと巡ることも可能。
世界的に有名なラグジュアリーホテルが多く、設備やサービスもトップクラス。もちろんミドルクラスのホテルやブティックホテルも豊富です。
ラグジュアリーホテルでは、ジョルジュ サンクやペニンシュラ、プラザ アテネなどがパリ8区内に位置しています。また、紅茶で有名なフォションが手掛けるフォション ホテルも8区にありますよ。
もう少し予算を抑えたい人にはホテル デュ ロン ポワン デ シャンゼリゼやラ カノッペなどがおしゃれな内装でおすすめ。コストパフォーマンスのよさを重視するならル グラン ホテル ドゥ ノルマンディやホテル ベルヌ オペラなども要チェック。
Klook.com観光者はどんなことに気をつければいい?
安全にパリ8区を楽しむためには、以下のような基本的な注意が大切です。
簡単なことのようですが、観光中はバッグやスマホの管理を怠りがち。紹介したような基本的なことに気をつけていれば、スリやトラブルのリスクは減らせるはずです。周囲に不審な人がいないか常に気を配るのも大事。しっかり防犯意識を持ちながらパリ観光を楽しんでくださいね。