フランスといえば、コスチュームに身を包んだギャルソンにサーブされるレストランなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
フランスに来たら、一度はそんなレストランで食事をしてみたいですよね。
パリには長い歴を持つ老舗カフェがいくつもあり、そこでは一流のギャルソンたちに出会うことが出来ます。
今日はそんな老舗カフェのひとつLa Closerie des Lilas(ラ・クロズリー・デ・リラ)をご紹介します。
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文学カフェLa Closerie des Lilas
ラ・クロズリー・デ・リラは6区にある老舗カフェです。
創業は1847年。
名前のLa Closerie des Lilasは「リラ(ライラック)の畑」という意味があります。
カフェの庭に1000株のライラックを植えたことに由来しており、今でも店内のいたるところにグリーンが飾られた緑あふれるカフェです。
多くの作家や詩人が通ったことから、文学カフェとして有名になりました。
作家やアーティストの憩いの場
大衆的な雰囲気のカフェとしてオープンしたラ・クロズリー・デ・リラ。
次第に詩人を中心に作家や劇作家が集まるようになり、文学カフェとして栄えていきました。
また多くの画家もこのカフェに通い詰めたそう。
ドミニク・アングル、パブロ・ピカソ、クロード・モネやオーギュスト・ルノワールらが主な常連客でした。
第一次世界大戦後にはヘミングウェイもカフェの常連客となり、いつも同じテーブルで執筆に熱中していたそう。
彼が座っていたテーブルには彼の名前が書かれたプレートが貼ってあるので、カフェに行った際はぜひ探してみて。
レトロな店内でクラシックなフレンチを
ラ・クロズリー・デ・リラの内装はレトロで少しアフリカンな要素が混じった独特の雰囲気。
クラシックなフレンチスタイルでないのは、もともと大衆カフェとして生まれたことも理由の一つでしょう。
しかし提供される料理はクラシックなフランス料理で、オイスター料理やフォアグラなどが楽しめます。
ブラッスリーでもあるので、少しカジュアルな雰囲気でフレンチを楽しみたい方におすすめ。
- アドレス
- 171 Bd du Montparnasse, 75006 Paris
- 営業時間
- 12h00 〜 00h30
- 定休日
- なし
- 公式サイト
- 公式サイト
- メニューはこちらから
- 公式サイトよりメニューが見られます
- 予約可
- 公式サイトより予約可
- 最寄り駅
- ◇地下鉄4番線
- ヴァヴァン(Vavin)駅 または ラスパイユ(Raspail)駅
- ◇地下鉄6番線
- ラスパイユ(Raspail)駅
- ◇RER B線
- ポート・ロワイヤル(Port-Royal)駅
La Closerie des Lilas / ラ・クロズリー・デ・リラ