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服装からチケット予約まで!オペラ座観劇のすべて【パリ】

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パリオペラ座で観劇しよう!

フランス旅行で一度はやってみたいことの一つが、オペラ座観劇ではないでしょうか。

パリのオペラ座「オペラ・ガルニエ」は世界三大オペラ座にも数えられる、由緒あるオペラ劇場。

そして19世紀に建設されたオペラ座は、建築物としても高い評価を受けています。左右対称の造りやファサード上部の黄金の彫刻など、外観はとっても華やか。

内部には豪華絢爛な大休憩室や大階段など、息を飲むほど豪華な空間が広がっています。劇場のシャンデリアやシャガールによる天井画なども有名ですね。

そんなオペラ座で観劇というと、敷居が高く感じてしまうかもしれません。確かに昔のオペラ座は貴族らの社交の場であり、正装が必要であるなど庶民が立ち入れる場所ではありませんでした。

しかし現在では気軽に観劇でき、本物のオペラやバレエなどに誰でも触れられる場となっています。

ここでは、チケットの予約方法やドレスコードや開演時間についてなど、オペラ座観劇のすべてを解説していきます。

オペラ座はどこにあるの?

まずは超基本、オペラ座はどこにあるのか。

オペラ座はパリ9区、オペラ地区と呼ばれるエリアにあります。

オペラ座(オペラ・ガルニエ):Place de l’Opéra, 75009 Paris

オペラ座の周辺には、人気百貨店のギャラリーラファイエットやプランタン、インターコンチネンタルホテルやリッツ・パリなどがあります。また、ルーヴル美術館なども徒歩圏内にあり、パリ屈指の観光エリアとなっています。

◯オペラ座への行き方

オペラ座はメトロで簡単にアクセス可能です。

《オペラ座最寄り駅》

  • メトロ:3・7・8番線Opéra(オペラ)駅 または9番線Chaussée d’Antin La Fayette(ショセダンタンラファイエット)駅
  • RER:A線Auber(オヴェール)駅

最も近いのはオペラ駅。オペラ座の正面に出ることができます。

チケット予約方法ー当日券は買える?

観劇チケットはオペラ座公式サイトから購入可能です。

チケットを予約するにはアカウントを作る必要があります。アカウント作成には、メールアドレス・名前住所・電話番号などの登録が必要です。もしくは、Facebookアカウントを利用して簡単にアカウントを作成することも可能です。

◯注意点!

オペラ座には、オペラ・ガルニエとオペラ・バスティーユの2箇所があります。オペラ・バスティーユはガルニエとは正反対の近代的な劇場です。

オペラ・ガルニエで観劇をしたい!という方は、予約の際に必ず会場がオペラ・ガルニエであることを確認しましょう。(ガルニエもバスティーユも公式サイトは共通です。)

◯当日券は購入できる?

当日、席に空きがある場合のみ、オペラ座のチケット売り場でチケット購入が可能です。しかし、当日までにはいい席はほとんど売り切れてしまいます。また、完売していることも珍しくないので、絶対に観劇したい方は必ず事前にチケットを予約購入しましょう。

また、通常のチケット以外に、当日のみ購入できる格安チケットが2種類あります。しかし確実に購入できるものではないので注意が必要です。

もし席に空きがあれば観たい、よく見えない席でも雰囲気が味わえればいい、という方は、当日券に賭けてみるのもおすすめです。

ここでは、当日チケット売り場で購入できるチケット3種類をご紹介していきます。

《当日購入可能なチケット3つ!》

【席に空きがある場合のみ、通常のチケットが購入可能】
当日になっても席に空きがある場合は、公演の1時間前からチケット売り場でチケットが購入可能です。公演の10分前に販売終了するので注意が必要。
カテゴリー6のチケット(10€)
通常、公式サイトで購入できるのはカテゴリー5まで。カテゴリー6の席は舞台の一部しか見えず、当日券としてのみ販売されています。しかし、オペラ座の中を自由に見学できるのは、通常の観劇チケットと同じ。オペラ座の館内見学のみのチケットは14€なので、見学できて舞台の雰囲気も味わえると考えればかなりお得かも?
オペラ・ガルニエのみのサービスで、バスティーユにはこのチケットは存在しません。
【28歳未満限定割引料金チケット】
“席に空きがある場合のみ・28歳未満限定”で割引価格のチケットが購入できます。価格は、オペラ:35€、バレエ・コンサート:25€です。開演時間の30分前から購入することができます。年齢が確認できる身分証明証が必要なのでお忘れなく。

◯チケット売り場はココ!

チケット売り場は、正面入口とは別の場所に設けられています。チケットをもっていない人は正面入口からは入れません。

オペラ座の正面から左手に進んだところにチケット売り場の入口があるので、そこから入ってチケットを購入します。

パリ オペラ・ガルニエ
▲チケット売り場入り口

オペラ座の座席表

オペラ座の座席はOptimaとカテゴリー1〜6まであります。

料金は演目によって違うので、公式サイトからご確認ください。

ドレスコードはある?服装はどうするべき?

観劇の際、何を着ていくべきか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

公式サイトにも書かれていますが、ガラなど特別な公演を除けば、ドレスコードなどはありません。

上品な服装や、最低でもジャケットなどが必要?と思う方もいるかもしれませんが、実際は全くの普段着の人も多くいます。ドレスアップして行くと逆に浮いてしまうので、普段着もしくはきれいめなシャツやジャケット、ワンピースなどで十分です。フォーマルである必要はありません。


管理人がバレエの昼公演を観に行ったときには、普段着姿の人が多かったですよ。スニーカー、リュック、ジーパン、パーカーなどかなりカジュアルな服装の人も。フォーマル過ぎない、よそゆきのきれいめな格好の人も多かったです。
ロングドレスでドレスアップしている人もいましたが、かなーり少数派です。数人しかいませんでした。ドレスは逆に浮いてしまうのでやり過ぎかな、と思います。
普段着でも構いませんが、せっかくの観劇、気分が上がるようなおしゃれな格好で行くのがおすすめです。


▲カジュアルな服装の人が多いの、わかるかな?

当日は何時に入場するべき?開場時間は?

当日は、遅くても公演開始時間の45分前に会場に到着することが推奨されています。会場入口では荷物検査とチケットのチェックに時間がかかる場合もあるので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

会場内では、バーで飲み物を飲んだり館内を自由に見学したりすることができます。早く着き過ぎても困ることはありません。むしろ、オペラ座を存分に楽しむチャンスなので、じっくり見学したい方は早めに行きましょう。

万が一公演開始時間に遅れた場合、幕間まで劇場に入れない可能性もあります。遅刻だけはしないように気をつけましょう。

荷物預かりサービス

オペラ・ガルニエには荷物預かりサービスがあります。劇場の手前にクロークがあり、荷物を預けることができます。誰でも無料で利用できるので、大きな荷物などがある場合は積極的に利用しましょう。

スーツケースやベビーカーなどは、館内への持ち込み自体が禁止されています。気をつけてくださいね。

最後まで読んだあなたは、オペラ座観劇の疑問が全て解決したはず!存分に楽しんできてくださいね!

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