サン・ジェルマン・デ・プレと言えばおしゃれなパリジャンたちが集まる、人気のお買い物エリアです。
たくさんのアパレルショップが並んでいますが、もちろんおしゃれな雑貨ショップもたくさんあります。
昔からあるパリらしいカフェがたくさん残っている地域でもあるので、休憩にカフェをはさみながら雑貨めぐりなんていかがですか?
今日は厳選して二つのショップをご紹介します。
Marin Montagut / マラン・モンタギュ
2020年6月にオープンしたばかりの新しいショップです。
マルチな分野で活躍するアートクリエイターMarin Montagut氏のパリ初となるこのショップは、リュクサンブール公園からほど近いマダム通りに位置しています。
パリとロンドンでアートを学んだ彼は、ショップをオープンさせる前からDyptiqueやAlix D. Reynisとコラボしたり、ユニクロとのコラボで有名なInes de la Fressangeと共同で本を出版するなどの活躍をしてきました。
このショップはそんな彼の満を持してのショップパリ1号店ということで、パリではさまざまな雑誌で取り上げられ話題になりました。
日本の雑誌 madame Figaroでも紹介されています。


店内は彼の世界観で溢れており、一歩足を踏み入れるとパリから別の世界へやって来たような感覚になります。
骨董商である父親の影響なのか、店内の家具はブロカントで掘り出してきたような味のあるものばかり。それらが彼の作品と絶妙にマッチしてこの世界観を作り出しています。
店内は三つの空間に分かれており、それそれ少しづつ違ったデコレーションになっています。


入り口を入るとすぐイラストがペイントされたたくさんのグラスに迎えられます。
カラフルな色使いで、一見するとポップな印象のイラストですが、それだけではないアートの豊かさを感じさせてくれるイラストです。
この最初の空間にはクッションカバーやトーションなどのテキスタイルアイテムやキャンドルなども置かれています。


店内一番奥へ進むと、アーティストのアトリエをイメージしたような一角がデコレーションされています。
壁にかけられたイラストや絵皿はアーティストのこだわりの空間を現しているようです。
店内に並ぶアイテムから壁紙、インテリアまで全てにこだわりがつまった Marin Montagut。
パリの雑貨巡りリストのトップに書いておきたいショップです。
百貨店 Le Bon Marché(食品館2階)にもショップが入っているので、Le Bon Marchéに行かれる際にはぜひ寄ってみて下さい。
INFORMATION
公式サイト:Marin Montagut
Mezzanine
Marin Montagutから徒歩で10分弱ほどのところにある雑貨ショップMezzanine。
美術学校で出会ったという二人がオープンさせたこのショップは、優しい色使いのナチュラルな雰囲気のショップです。
ベッドシーツやクッションカバー、トーションなどのリネン類も充実しており、商品によっては好きなイニシャルを刺繍で入れてもらうことも出来ます。
食器やカトラリーも優しいタッチのデザインのものが多く、北欧雑貨を思い浮かべさせます。
夏の時期はカゴ製品も多く取り扱っており、ドライフラワーと合わせて部屋に飾りたくなります。
ナチュラル系の雑貨や北欧系のデザインがすきな方に特におすすめのショップです。
INFORMATION
公式サイト:Mezzanine