パリ装飾美術館はルーヴル美術館の建物の北西部分に位置する、モード・テキスタイル・デザイン専門の美術館です。
装飾専門の美術館だけあって、常設展にはインテリア・調度品などのコレクションが充実。ファッションが好きな人やデザインやインテリアに興味がある方にはかなりおすすめの美術館です。
このページではチケット情報、営業時間、アクセス、所要時間などパリ装飾美術館を訪れる際に役立つ情報と見どころや展示内容について紹介していきます。
目次
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パリ装飾美術館(Musée des Arts Décoratifs)ってどんなとこ?
パリ装飾美術館はモード・テキスタイル・デザインをテーマにした美術館です。フランス語ではMusée des Arts Décoratifsといい、略してMADと表記されることが多くあります。
常設展のコレクションは、世界中の中世から現在に至るまでの家具インテリア、テキスタイル、装飾品など、その数なんと100万点以上。その中から厳選されたものが美術館に並んでいます。モードやインテリアに興味がある人なら絶対に楽しめる美術館です。
年に数回開かれる特別展もモードやデザインをテーマにしたものが多く、毎回パリジャンのあいだでも話題になっています。
ルーヴル美術館やオルセー美術館などと比べると知名度は落ちますが、実は美術館自体もなかなか広く展示品の数も多いのでかなり見ごたえのある美術館なんですよ。
パリ装飾美術館はどこにあるの?
パリ装飾美術館はルーヴル美術館の建物のマルサン翼と呼ばれる一部分、リヴォリ通りに面したところに入っています。パリのど真ん中にあるのでアクセスしやすいですよ。
周辺には、ルーヴル美術館、オランジュリー美術館、オペラ・ガルニエと有名観光スポットが集まっているので、ぜひ一緒に訪れてみてくださいね。
パリ装飾美術館への行き方・最寄り駅
パリ装飾美術館へは地下鉄でのアクセスが便利です。
最寄り駅は地下鉄1番線のチュイルリー駅または、パレ・ロワイヤル ミュゼ・デュ・ルーヴル駅です。どちらの駅からもリヴォリ通り沿いに歩いて3分ほどです。
【パリ装飾美術館の場所を地図で見る⬇️】
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パリ装飾美術館の営業時間・定休日
定休日は月曜日、木曜は夜間営業日で夜21時まで営業しています。しかし、夜間営業中は特別展のみの見学で、常設展は見学できないので注意してくださいね。
パリ装飾美術館の所要時間
パリ装飾美術館は展示作品が多く、美術館自体も広いので、意外と時間がかかります。2時間ほどはみておきましょう。
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パリ装飾美術館の入場料・チケット予約
パリ装飾美術館のチケット予約方法
パリ装飾美術館のチケットは事前予約必須ではありません。現地の窓口で購入してもOKですが、公式サイトでは週末は事前予約を推奨しています。また、バカンス期(7・8月、クリスマス前後)についても事前予約がおすすめです。
18歳未満で無料であっても事前予約が推奨されています。予約ページで日にち・時間を選び、【GRATUIT – 18 ANS ‐ 0€】の欄でチケット枚数を選択して予約してください。入場の際に身分証明を求められることがあるので、用意していってくださいね。
パリ・ミュージアム・パスは使える?
パリ・ミュージアム・パスはパリとパリ近郊で使える観光パスです。パスを持っていると対象の施設に無料で入場することができます。パリ市内だけでもかなりの数の美術館や文化施設が対象になっているので、パリ観光を思いっきり楽しみたい人にはおすすめのアイテムですよ。
パリ装飾美術館はパリ・ミュージアム・パスの対象施設です。パスを持っていればチケットを購入せずに入場することができます。
ただ、パリ・ミュージアム・パスを持っている人でも、事前に日時指定の予約を取ることが推奨されています。公式サイトのチケット購入ページで、日にち・時間を選び、【PARIS MUSEUM PASS ‐ 0€】の欄で人数を選んで予約してくださいね。
〈ミュージアムパスの購入はこちらから ⬇️〉
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見どころ

ファッション好きさんにおすすめの特別展
インテリア関連の豊富なコレクションが見どころですが、特におすすめしたいのは期間限定で行われる特別展です。
パリ装飾美術館では常に特別展が開催されています。オートクチュール関連などモード系の展示がよく行われているので、ファッションが好きな方はぜひチェックしたいところです。
また、併設のブックストアはお土産購入や服飾系の本を探している方にもおすすめ。

過去には以下のような特別展が行われています。
- SHOCKING! LES MONDES SURRÉALISTES D’ELSA SCHIAPARELLI(2022・2023年)
ファッションデザイナーエルザ・スキャパレッリの展示
- LUXES展(2021年)
ファッションを始めとする贅沢な嗜好品を展示
- HARPER’S BAZAAR展(2020年)
初の女性ファッション誌、ハーパーズ・バザーの展示
- MARCHE ET DÉMARCHE展(2019年)
靴にまつわる歴史とデザインなどの展示
- MARGIELA展(2018年)
2017年にMoMuで行われたマルタン・マルジェラの展示がパリで開催
- CHRISTIAN DIOR展(2017年)
メゾン誕生70年を記念してのクリスチャン・ディオールの特別展

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併設のブックストアもおすすめ

美術館併設のブックストアは、ファッション関連の本が充実しており、オートクチュールやハイブランドの写真集などがたくさん揃っています。
デザイン関係の本やアートブックなどもたくさんあるので、デザインやファッションの勉強をしている方にも参考になる本が見つかるはずです。
●本だけじゃない!雑貨もかわいい
ブックストアには美術館のオリジナルグッズや、お土産によさそうな雑貨・小物などもたくさんあります。本に興味がない方も、ぜひ覗いてみてください。
ブックストアへは美術館へ入館しなくても、リヴォリ通り(Rue de Rivoli)にある入口から直接入ることができます。
パリ装飾美術館の基本情報まとめ
【パリ装飾美術館の場所を地図で見る⬇️】







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