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パリの乗り放題交通カード!【パリビジット】

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パリを旅行予定の方で、お得な交通カードを探している方はいませんか?パリ市内はメトロ移動がメインになるため、便利な交通カードは必要不可欠ですよね。

今回は旅行者にも使いやすくてお得な、パリビジット(Forfait Paris Visite / Paris Visite travel pass)という乗り放題交通カードについて解説していきます。どんな人に向いているのか、購入方法など、これを読んでパリ旅行に備えましょう。

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旅行者におすすめ!パリの乗り放題交通カード「パリビジット」

パリビジット(Forfait Paris Visite / Paris Visite travel pass)は観光客向けの乗り放題交通カードです。

フランス語では「Forfait Paris Visite」、英語では「Paris Visite travel pass」と表記されますが、どちらも同じ「パリビジット」のことを表しています。

パリビジットは1日から5日までの範囲で選ぶことができます。乗り放題なので残金を気にせず乗れて、旅行中たくさん移動する予定の人にはぴったりです。

では、さっそく料金や購入方法、メリット・デメリットなどを紹介していきます。

パリビジットの料金

パリビジットには1日・2日・3日・5日の4種類があり、料金はそれぞれ次のようになっています。

1日2日3日5日
料金29,90€44,45€62,30€76,25€

パリのメトロ・RER(パリ近郊電車)のチケットは1回2,5ユーロです。1日券の29,90ユーロだと、だいたいチケット12枚分の料金と同じ(12枚目から元が取れる)ということになります。

パリビジットの購入方法

パリビジットはナビゴイージーにチャージして使うことができます。駅の券売機または、スマホアプリでも購入可能です。

券売機で購入する際は、【仏語:Forfait Paris Visite / 英語:Paris Visite travel pass】を選択し、日数を選択して購入します。

購入後には、使用する前にカード裏面に必ず名前を記入してください。

ナビゴイージーの購入方法はこちらをチェック ⬇️
パリのメトロ必須アイテム!交通カード「ナビゴ イージー」の買い方解説
【パリ】スマホアプリでナビゴイージーを購入&チャージ!アプリと使い方解説



パリビジットの適用範囲

パリビジットが使えるのはメトロ・RER・バス・トラム・トランシリアンです。これはパリとパリ郊外の交通機関すべてを意味しています。この5種類が利用できればパリ観光にはばっちり。

また、適応範囲はゾーン1〜5までの全範囲なので、パリ郊外の観光にも利用することができます。

パリのゾーン制、路線マップはこちらから ⬇️

🏰 パリビジットで行けるパリ郊外の観光地は?

パリビジットでアクセス可能な、パリ郊外の人気観光地をいくつかご紹介。有名どころにもパリビジットを使っていけるので便利ですよ。

ディズニーランド パリ
ヴェルサイユ宮殿
空港(シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港)
サンジェルマンアンレイ
マルメゾン城

2025年に料金システムが変わり、空港を除くゾーン5までのエリアはほとんど2,5ユーロのチケットでアクセス可能になっています。ですので、乗り放題チケットのメリットは減っていますが、空港行きチケットが含まれる点は注目です。

空港行きチケットは、シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港ともに13ユーロ。到着日と帰国日をうまく混ぜれば、お得に使えそうです。

空港への行き方はこちらをチェック ⬇️
直通メトロが便利!パリ⇔オルリー空港の移動方法
電車とバスどっちが便利?パリ⇔シャルル・ド・ゴール空港の行き方



パリビジットは実際お得なの?

乗り放題チケットを購入するとき気になるのは、実際お得なのか、どのくらいで元が取れるのか、ということですよね。

チケット枚数に換算してどれくらいで元が取れるのか、見ていきましょう。

ちなみにパリとパリ近郊(ゾーン1〜5)の交通チケットは、以下のような一律料金になっています。どこで乗下車しようが、ゾーン内ならこの料金が適用されます。

ただし、空港だけは別料金で、シャルル・ド・ゴール空港、オルリー空港ともに13ユーロです。

メトロ・RER:2,5ユーロ
バス・トラム:2ユーロ

もっともよく使うのはメトロなので、今回はメトロ・RER料金の2,5ユーロでチケット何枚分に相当するか見ていきます。

パリビジット料金チケットに換算すると
1日29,90€11,96枚分
⬇️
12枚で元が取れる
2日44,45€17,78枚分
⬇️
18枚で元が取れる
3日62,30€24,92枚分
⬇️
25枚で元が取れる
5日76,25€30,5枚分
⬇️
31枚で元が取れる

パリビジット1日券の場合、チケット12枚分に相当します。1日で12回もメトロを使用することは、ほぼないでしょう。

2日券の場合はチケット18枚相当、1日9枚ずつです。3日券の場合はチケット25枚相当、1日で考えると8〜9枚です。1日で9回もメトロに乗るかどうかといわれると、、、微妙なところです。

一律料金に変わるまでは、郊外へ行く場合を考えれば利用価値があったかもしれません。しかし、郊外もパリ市内と同じ料金になった今、パリビジット1日〜3日券は逆に高く付いてしまう可能性が高いですね。

5日券はチケット31枚相当になり、1日6〜7枚ずつと考えられます。これはたくさん移動する予定の人であれば利用するかもしれません。

日数が増えるほどお得になるので、旅行の計画と照らし合わせて購入する価値があるかどうか見極める必要がありそうです。

また、パリビジットには空港行きも含まれるので、この点も考慮して検討する必要があります。

絶対読んで!パリビジットの注意点

パリビジットはナビゴイージーにチャージして使用します(スマホアプリも可)。ナビゴイージーは無記名式なので他の人に貸したり譲渡したりすることができますが、パリビジットをチャージした場合は記名式へと変わります。

カードの裏面に名前を記入する必要があり、本人以外は利用することはできません。本人以外が利用した場合は罰金の対象となるので気をつけましょう。また、カード裏面に名前を書いていなかった場合も罰金の対象となる可能性があります。必ず名前を記入してくださいね。

悪名高きパリの検札員!

パリの交通機関にはチケットチェックのために、不定期で検札員が現れます。パリでは無賃乗車する人が耐えないので理解はできますが、彼らのやり方は時に理不尽極まりなく、泣く泣く罰金を払わされるなんてことも珍しくありません。
それは観光客であろうが、言葉が通じようが通じまいが、納得し得る理由があろうが、関係ありません。チケットを持っていなかったり、規定通りに交通カードを使用していなければ、即罰金です。話を聞いてくれさえしません。
チケットや交通カードの管理には気をつけましょう。