paris magazine

パリ観光マガジン

コンシェルジュリー パリ
Art & Culture モニュメント

【パリ観光】コンシェルジュリー |見どころ・入場料・チケット予約方法

アフィリエイト広告を利用しています。

パリ旅行で歴史好きなら絶対に訪れたいのが、マリー・アントワネット最期の地として知られる「コンシェルジュリー」です。世界遺産にも登録されているこの歴史的建造物は、フランス革命の記憶を今に伝える貴重な観光スポットです。

Powered by GetYourGuide

コンシェルジュリーとは?

王宮から監獄へ:激動の歴史を持つ建物

コンシェルジュリーは、もともと中世のカペー朝時代に王宮として建てられました。13世紀にはあの美しいサント・シャペルが増設され、14世紀にはパリ高等法院が建設されるなど、王権の象徴的な場所でした。

しかし14世紀後半、シャルル5世が別の場所に移住したことで王宮としての役割を終え、その後19世紀前半まで監獄として使用されることになります。この運命の転換が、後にマリー・アントワネットをはじめとする多くの革命時代の人々の人生を左右することになったのです。

世界遺産「パリのセーヌ河岸」の一部

現在のコンシェルジュリーは、「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されていて、サント・シャペルと共にパレ・ド・ジュスティス(司法宮)の一部として管理されています。歴史の重要な場面に関わってきたことと、世界遺産に登録されていることが、パリ観光の定番コースに含まれる理由です。

コンシェルジュリーはどこにあるの?

コンシェルジュリーは、パリの中心・セーヌ川に浮かぶシテ島にあります。シテ島はパリ発祥の地としても知られていて、フランスの歴史や文化を感じられる観光スポットです。

コンシェルジュリーの入口は、シテ島内の大通り「パレ通り」に面していて、ノートルダム大聖堂やサント・シャペルが徒歩圏内にあります。パリの中心地でありながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、静かで落ち着いた雰囲気が特徴的なエリアです。

コンシェルジュリーへの行き方

コンシェルジュリーはパリのまさにど真ん中にあり、地下鉄でアクセスできます。最寄り駅は地下鉄4番線のシテ駅。駅からは2分ほど。駅を出たら西に進むと正面にコンシェルジュリーを含む司法省の建物がすぐに見えてきますよ。

2 Bd du Palais, 75001 Paris
地下鉄4番線 シテ駅(Cité)
〈周辺の観光施設〉
サント・シャペル美術館(徒歩1分)
ノートルダム大聖堂(徒歩5分)
ルーヴル美術館(徒歩15分)
モネ・ド・パリ−パリ造幣局博物館(徒歩10分)

【コンシェルジュリーを地図で見る⬇️】

コンシェルジュリーの所要時間

コンシェルジュリーの見学時間は1時間〜1時間半ほど。「Histopad」と呼ばれるタブレット型ガイドを使用する場合は2時間ほどみておくといいですよ。

Histopadはただのガイド用タブレットではありません。14世紀の王宮時代から牢獄時代までの当時の様子をタブレットを通して3Dイメージで見ることができるんです。タブレットを動かすと映像が連動して動くので、かなりリアルで本当に当時にタイムスリップしたような気分になれますよ。

サクッと見学:約1時間
じっくり見学:約1時間30分
Histopad利用(貸出無料):約2時間

\ルーヴル美術館を日本語でお得に予約!/

Powered by GetYourGuide

マリー・アントワネットゆかりの見どころ

衛兵の間:ゴシック建築の美しさを体感

パリ、コンシェルジュリー
▲衛兵の間

入場すると最初に迎えてくれるのが、ゴシック様式の美しいヴォールト天井が特徴的な「衛兵の間」です。王宮時代は兵士たちの食堂として使われていたこの広い空間は、現在はチケット購入場所となっています。

礼拝堂:マリー・アントワネットが過ごした76日間

コンシェルジュリーでもっとも注目すべき場所が、マリー・アントワネットが76日間勾留されていた雑居房。もともとは囚人のための礼拝堂だった場所です。

現在、この場所にはマリー・アントワネットが実際に使用していた家具や身の回りの品が展示されています。マリー・アントワネットが実際に身に付けていたものを目の当たりにすると、マリー・アントワネットが実在しこの場所にいたということを実感します。

贖罪礼拝堂:最期の独房跡

パリ、コンシェルジュリー
▲マリー・アントワネットの贖罪礼拝堂

脱獄を試みて失敗したマリー・アントワネットが移された独房跡が、現在の贖罪礼拝堂です。1815年に建てられたこの礼拝堂は、彼女の魂を慰めるために作られました。ここで彼女がどのような気持ちで最期の時を過ごしたのか、想いを馳せずにはいられません。

\ パリ観光のマストスポット! /

Powered by GetYourGuide

チケットは事前予約がおすすめ!

コンシェルジュリーはチケットの事前予約が強く推奨されています。バカンス期(7・8月、クリスマス前後)は特に混み合うため、事前予約をおすすめします。

また、サント・シャペルとコンシェルジュリーがセットになったお得な入場チケットもあります。通常、サント・シャペル19€、コンシェルジュリー13€、合わせて32€となるところを25€で購入できます。セットチケットはサント・シャペルのサイトか、チケット購入サイトから購入できます。

コンシェルジュリーとサント・シャペルはすぐ近くにあり、ふたつ一緒に見学する人が多いようです。サント・シャペルは美しいステンドグラスが有名ですが、見学時間はそれほどかかりません。ぜひ両方一緒に見学してくださいね。

 サント・シャペルについての記事はこちら▼

【パリ観光】サント・シャペル|見どころ・チケット予約方法・入場料

コンシェルジュリーのチケット予約方法

チケットは公式サイトまたはチケット予約サイトから予約・購入できます。

コンシェルジュリーとサント・シャペルのセットチケットはコンシェルジュリーのサイトでは販売していません。サントシャペルのサイトかチケット予約サイトからご購入ください。

Powered by GetYourGuide

パリミュージアムパスは使える?

パリミュージアムパスは対象の施設を好きなだけ回れるお得なフリーパスです。フランス旅行で美術館や観光施設をたくさん訪れたい人には欠かせないアイテム。

コンシェルジュリーはパリミュージアムパスの対象施設です。パスを持っている人はチケットを購入する必要がありません。

ミュージアムパスについて知りたい方はこちらから

〈ミュージアムパスの購入はこちらから ⬇️〉

2日券:70€
3日券:90€
4日券:110€

\ 対象施設を知りたい人はこちらから /

\ お得に購入!オルセー美術館入場チケット・ツアーチケット /

Powered by GetYourGuide

第一日曜日は無料(11月・1月〜3月のみ)

コンシェルジュリーは11月と1月〜3月の第一日曜日には無料で入場することができます。

この日はチケットを予約することはできません。多くの人が訪れるので、朝早い時間に行くのがおすすめです。

フランスの第一日曜日は無料Day!

フランスでは毎月第一日曜日には美術館やモニュメントなどの多くの施設が無料で入場できます。すべての施設が対象ではありませんが、パリだけでも数多くの観光施設がその対象となっています。

無料ということもあり多くの人が訪れるため、人気の施設では行列ができることも。第一日曜日に対象の観光施設を訪れる場合は行列覚悟で訪れたほうがいいかも。

また、施設によっては無料であっても予約必須のところもあります。公式サイトをしっかり確認してくださいね。

◥◣ 第一日曜日に無料で入場できる施設を知りたい方はこちらから ◢◤

コンシェルジュリー / Conciergerie

アドレス
2 Bd du Palais, 75001 Paris
営業時間
9:30〜18:00(シーズンごとに変わるので公式サイトで要確認)
(入場は閉館時間の30分前まで)
定休日
12月25日、5月1日
入場料
13€
(18歳未満は無料)
◇チケット購入はこちらから
コンシェルジュリーチケット予約公式サイト
◇日本語での購入はこちらから
コンシェルジュリーチケット購入日本語サイト
11月・1月〜3月の第一日曜日無料
パリ・ミュージアムパスの利用
可能
公式サイト
コンシェルジュリー
最寄り駅
・地下鉄4番線
シテ(Cité)駅

1 コメント

返信する