コロナの影響で開催が遅れていた2021年のパリ市主催バゲットコンクールが9月24日、やっとで開催されました！
パリ市バゲットコンクールとは、パリ市が毎年行っているもので、パリ市内のパン職人を対象としてバゲットの美味しさを競うコンクールです。
今年はどのパン職人が優勝したのか、さっそくみていきましょう！
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パリ市主催バゲットコンクール
毎年春頃に行われるパリ市主催のバゲットコンクール。
今年はコロナの影響で遅れに遅れ、9月の開催となりました。
このバゲットコンクールで優勝することは、パン職人にとってとても名誉なこと。
優勝者のパン屋には、優勝直後から多くのお客さんがお店に詰めかけ行列ができるほど、パリ市民の間にも浸透しているコンクールです。
優勝者には賞金4000€に加え、大統領官邸エリゼ宮の公式パン職人として一年間エリゼ宮にバゲットを提供する名誉が与えられます。
28回目となる今回は、173本のバゲットがコンテストに参加しました。
コンクールの審査基準
コンクールに参加するバゲットは以下のような条件を満たしている必要があります。
- バゲットの長さ : 55〜70cm
- バゲットの重さ : 250〜300g
- 小麦粉1kgあたり18gの塩分を含むこと
上記の条件を満たした上で、焼き加減、味、香り、食感、見た目などの基準によって判断されます。
長さ、重さまで、細かい条件が決められているんですね。
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2021年優勝者は
2021年の優勝は
12区のパン屋「Les Boulangers de Reuilly」のMakram Akroutさん
Makramさんは2020年3月にこのお店のオーナーになったばかりなのだそう。
チュニジアからフランスにやってきて以来19年間、パン職人としての人生を歩んできました。
2017年には同コンクールで10位、2018年には6位に入賞しています。
パリNo,１バゲットを味わってみたい方は12区にある彼のお店へぜひ足を運んでみてください。
Les Boulangers de Reuilly
アドレス : 54 boulevard de Reuilly 75012, Paris
その他の受賞者
コンクールでは10位までの入賞者が発表されます。
200近くのバゲットの中の上位10人ですから、こちらのバゲットもぜひ味わってみたいですね。
※【受賞者氏名 – パン屋の名前（アドレス）】
2位 : Houcine Saidi – Boulangerie de la Place（162, boulevard Vincent Auriol, Paris 13e）
3位 : Jean-Philippe Lardeux – Maison Lardeux（63, rue Caulaincourt, Paris 18e）
4位 : Florian Bleas – Aux délices de Vaugirard（48, rue Madame, Paris 6e）
5位 : Khemoussi Mansou – Aux délices de Glacière（90, boulevard Auguste Blanqui, Paris 13e）
6位 : Frédéric Comyn – Le Pétrin Fontains（88, rue Cambronne, Paris 15e）
7位 : Vivien Bailleux – Boulangerie Béchu（118, avenue Victor Hugo, Paris 16e）
8位 : Ahmed Ounissi – Boulangerie BAC（2, rue de la Butte aux Cailles, Paris 13e）
9位 : Hayoug Kim – Société Boris Lume（48, rue Caulaincourt, Paris 18e）
10位 : Alexis Pottier – Aux Castelblangeois（ 168, rue Saint-Honoré, Paris 1er）
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