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モンマルトル美術館
Art & Culture 美術館

モンマルトル美術館|見どころ・入場料・チケット予約方法

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パリ中心部とは違い、どこかのどかな空気が流れるモンマルトルエリア。その中にあるのがモンマルトル美術館です。

モンマルトル美術館には、モンマルトルを拠点に活動した画家らの作品が多く展示されています。フランスのベル・エポックを象徴する芸術家の作品も多く、モンマルトルの芸術とベル・エポックの宝庫といえる美術館です。

モンマルトル散策の仕上げにぜひ立ち寄ってみてくださいね。展示作品の中に散策中に見た建物を見つけられるかもしれません。

ベル・エポックの宝庫!モンマルトル美術館

モンマルトル美術館ができるまで

モンマルトル美術館

モンマルトル美術館の建物は、モンマルトルエリアでもっとも古いものの一つ。建設されたのは17世紀のことです。美術館になる以前は、オーギュスト・ルノワールやエミール・ベルナール、ラウル・デュフィなど、印象派・ポスト印象派の画家たちの活動の場でした。

1875年から76年にかけてはオーギュスト・ルノワールがアトリエを構え、中庭で絵を描いたりしたそう。この期間に「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」や「ぶらんこ」などが生まれました。

その他にこの場所で芸術活動を行ったのは、エミール・ベルナール、ラウル・デュフィ、オトン・フリエスなど。多くの画家が切磋琢磨し、後世まで残る作品を生み出しました。

その後、モンマルトル地区の保護のために建物は解体される予定になっていましたが、美術館になることが決定。モンマルトルの歴史を残す美術館として1960年にオープンしました。

見どころ

モンマルトル美術館は3つの建物から構成されています。芸術家たちが住居兼アトリエとした「La maison du Bel-Air」、シュザンヌ・ヴァラドンとその息子ユトリロが暮らしたアパルトマン、邸宅ホテル「Hôtel Demarne」の3つです。

Hôtel Demarneは特別展の展示場となっていて、年に2回の特別展が開催されます。

La maison du Bel-Airは常設展会場。ここでは、印象派・ポスト印象派、その少し後に生まれたアール・ヌーヴォーの画家の作品が多く展示されています。この3種類の芸術運動が盛んになった時代は「ベル・エポック(良き時代)」と呼ばれる、パリが大きく発展・繁栄した時代。つまり、モンマルトル美術館にはベル・エポックを彩った芸術作品が集まっているんです。

最初に紹介したオーギュスト・ルノワールやエミール・ベルナール、ラウル・デュフィらに加え、アール・ヌーヴォー画家としてモンマルトルで活躍したのが、トゥールーズ・ロートレック。キャバレーの踊り子や娼婦らを多く絵に残しました。

日本では「黒猫一座の巡業」とも呼ばれている黒猫のポスター。これも同じ時代にモンマルトルで生まれ、モンマルトル美術館に展示されています。

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シュザンヌ・ヴァラドンのアトリエ

モンマルトル美術館、シュザンヌ・ヴァラドンのアトリエ

シュザンヌ・ヴァラドンとその息子ユトリロが暮らしたアパルトマンには、シュザンヌ・ヴァラドンのアトリエが再現されています。年季の入った家具インテリアに美術道具など、とてもリアルな雰囲気。昔の画家がどんな空間で芸術活動に取り組んでいたのかを見ることができます。

カフェ アブルヴォワールのインテリア

モンマルトル美術館、カフェ アブルボワールの再現

カフェ アブルボワールとはユトリロが足繁く通ったカフェ。モンマルトル美術館の少し先にあるアブルヴォワール通りにありました。

常設展の一角にそのカフェ アブルヴォワールのインテリアが再現されています。バーカウンターやスツール、壁の絵画など、カフェの雰囲気が感じられます。

カフェ ルノワール

中庭に作られたカフェ ルノワールは、モンマルトルエリアで一息つきたいときのおすすめスポット。緑に囲まれたカフェはとっても気持ちがよく、特に夏におすすめです。

屋内にも席はありますがテラス席が多いので(テラス席が断然おすすめ!)、ぜひ天気のいい日に行ってみてくださいね。パリにいるとは思えないほど静かな時間が流れ、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。

カフェがある中庭はオーギュスト・ルノワールが「ぶらんこ」を描いた場所でもあります。中庭のすみにぶらんこがあるので、探してみてくださいね。

カフェは美術館の中にあるので、アクセスするためには美術館のチケットもしくはカフェの入場チケットが必要です。せっかくなので、美術館といっしょにカフェを楽しんでくださいね。

所要時間

常設展の所要時間は約1時間。特別展も開催中の場合はプラス30分ほどみておけばOKです。

チケットは事前予約がおすすめ!

モンマルトル美術館のチケット売り場は小さく混雑するので、事前にネットでチケット購入しておくのがおすすめです。

チケット予約方法

チケットは公式サイトまたは各種チケットを取り扱う旅行サイトなどから可能です。

公式サイトで購入する場合は、【Billetterie】へ進み、【BILLET VISITE LIBRE】を選択して購入してください。

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ミュージアムパスの利用は?

モンマルトル美術館はミュージアムパス対象外です。

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◥◣ ミュージアムパスについて詳しく知りたい方はこちらから ◢◤

モンマルトル美術館 / Musée de Montmartre

アドレス
12 Rue Cortot, 75018 Paris
営業時間
◇美術館
10:00〜18:00
◇カフェ ルノワール
水曜日〜日曜日
11:00〜17:00
美術館定休日
なし(クリスマス、年末年始は要確認)
入場料
美術館:15€(特別展開催中) カフェ ルノワールのみ:5€
※美術館の入場料にはカフェ ルノワールの入場料が含まれます
◇チケット購入はこちらから
モンマルトル美術館予約公式サイト
◇日本語での購入はこちらから
モンマルトル美術館チケット購入サイト
パリ・ミュージアムパスの利用
不可
公式サイト
モンマルトル美術館
最寄り駅
◇地下鉄12番線
アベス(Abbesses)駅

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