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ちょっぴりガッカリ?パリの老舗カフェ「ラデュレ」の最新情報

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先日とっても久しぶりにラデュレへ行ってきました。

以前のラデュレと変わった部分があったので、ラデュレ2022最新情報としてお届けしたいと思います。

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観光客に大人気!ラデュレのカフェ

ラデュレと言えば、マカロンが有名なパリの老舗パティスリー。パリ観光の際にショップにいかれる方も多いのではないでしょうか。

パリにはラデュレのカフェは3店舗ありますが、シャンゼリゼ通りにあるラデュレが一番人気です。

ナポレオン三世の時代の豪華で華やかな装飾のカフェで、シャンゼリゼ通りを見下ろせる2階席は特等席です。

わたしもあの豪華な空間で久しぶりにフランチトーストを食べたくてラデュレ シャンゼリゼ店へ行ったのですが、到着してみるとなんと入口には長蛇の列

平日の15時という時間にも関わらず、待ち時間は45分だそう。

コロナで大打撃を受けた観光業界ですが、少しずつパリにも観光客が戻ってきていることを感じる光景でした。

実際、街を歩いていても外国の言葉がたくさん聞こえるようになってきています。まだまだアジアからの観光客は少ないように感じますが、フランス国内やヨーロッパの観光客はかなり戻ってきているようです。

やはりラデュレはパリ観光では外せない場所なんですね。

街に活気が戻っているのは喜ばしいことですが、45分は待てないということでシャンゼリゼ店は諦めて、もう一つの店舗ロワイヤル店へ向かうことにしました。

ロワイヤル店はマドレーヌ寺院のすぐ側にあります。

地下鉄で4駅ほどの距離がありますが、歩けない距離ではないので徒歩で向かいました。

シャンゼリゼ店からロワイヤル店へ向かうには、シャンゼリゼ通りを通ってコンコルド広場まで行き右折、マドレーヌ寺院を正面に眺めるロワイヤル通りを進むという道のり。

観光名所を通りながら進むので、歩いていくのも悪くありません。

ロワイヤル店はラデュレの1号店。修復しながら創業当時の装飾を保っている貴重なお店です。

幸いロワイヤル店には並ばず入店することができました。

しかしお店を出るときには入店待ちの列ができていました。やはりラデュレはどの店舗も人気ですね。

ラデュレ
▲ラデュレ/ロワイヤル店
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ラデュレのいちおしメニュー「パン ペルデュ」

今回ラデュレへ来た目的はフレンチトースト。フランス語ではパンペルデュ(pain perdu)と言います。

パンペルデュはわたしのラデュレいちおしメニューです。

ラデュレはパティスリーなのでもちろんケーキも充実していますが、初めてパンペルデュを食べたとき衝撃的に美味しくて、それ以来パリで大好きな食べ物の一つです。

店内にはショーケースにケーキが並んでおり、ケーキもカラフルでかわいくて迷いましたが、やはりここは当初の目的通りパンペルデュを選択。

友人と行ったので、クラシックのパンペルデュとマロンバージョンのパンペルデュをひとつずつ注文。マロンはおそらく期間限定です。

ラデュレのパンペルデュはパン全体にしっかり卵液がしみていてしっとりふわふわしていて、そこにホイップクリームとはちみつが加わると甘さのバランスが最高なんです。

今回はそれにわたしの大好きなマロンが加わるということで期待大!

レシピが変わった!?

パンペルデュを注文してから少し長めの待ち時間の後、ついに来た!と思ったら、以前とパンペルデュの見た目が違う。。。!

ラデュレのフレンチトースト
▲パンペルデュ(マロン)

以前は確か3切れほどのパンペルデュがお皿に乗っていたのですが、今回は大きなパンペルデュがドドーンと1切れ。

パンペルデュに対して、このお皿小さくない…?と思ってしまいました。

前は大きなお皿の真ん中にちょこんと乗っていて優雅な感じだったのに。

そしてマロンバージョンは上にマロンクリームとマロンが。

クラシックなパンペルデュの場合は何も乗っていません。ホイップクリームとはちみつが別の容器で提供されます。が、ちょっと寂しい見た目。。。

まぁ見た目が変わっても一番大事なのは味です。

さっそくマロンバージョンを半分に割ってみたらびっくり、中には冷たいアイスがはいっていました。

そういえばメニューの説明にglace(=アイスクリーム)って書いてありました。アイスが添えられているのかと思っていたら、まさかの中に入っていて少しびっくり。アイスはマロン味でした。

個人的にはアイスが中にはいっているのはあまり好きではないかな。

温かいパンペルデュのはずが中途半端な温度になってしまっているし、アイスもすぐに溶けてしまうし。。

パンペルデュの食感と味がぼやけてしまっている印象でした。

マロンクリームはおいしかったです。

マロンバージョンはおそらく期間限定なので、限定メニューが味わえたということで納得。

しかしクラシックなパンペルデュに問題が!

パンのサイズが大きいせいか中心部分まで卵液が浸っておらず、真ん中に少し白いパンの状態の部分が残っていました。

充分に卵液に浸ってしっとりふわふわに焼き上がった食感が最高だったのに、これは残念。。。

パンのサイズが大きすぎるせいなのか、卵液に充分な時間浸っていないせいなのかはわかりませんが、卵液が中心まで届いておらず、以前のようなふわふわ感が無くなっていました。

マロンバージョンの場合は真ん中がアイスになっていたのでよく分かりませんでしたが、以前より全体的にふわふわ感がないなーとは感じました。

久しぶりのラデュレで楽しみにして行ったので、正直ガッカリしてしまいました。

お会計のときに聞いてみたら、コロナによる1度目のロックダウン後に営業再開してから、今の形のパンペルデュに変わったのだそう。

ラデュレのカフェはパリ市内に三店舗

ラデュレのショップはパリ市内にいくつもありますが、カフェ(レストラン)を併設しているのは3店舗のみとなっています。(ショップ内にイートインスペースを併設する店舗は他にもあります。)

ケーキやマカロンのパティスリーはもちろん、朝食やブランチ、ランチも楽しめます。

どこも美しい装飾の雰囲気のいいカフェなので、観光の際はぜひ行ってみてください。

ラデュレ シャンゼリゼ店 / Ladurée Paris Champs Elysées

アドレス:75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris

予約可:ラデュレ予約ページ

ラデュレ ロワイヤル店 / Ladurée Paris Royale

アドレス:16 Rue Royale, 75008 Paris

予約可:ラデュレ予約ページ

ラデュレ ボナパルト店 / Ladurée Paris Bonaparte

アドレス:21 Rue Bonaparte, 75006 Paris

最後に

今回は人気パティスリーラデュレのパンペルデュが変わっていたことをお伝えしました。

もしかしたら、たまたまその日のパンペルデュは仕込み時間が充分でなかっただけかもしれませんが。。。

ラデュレのパンペルデュが好きな方はたくさんいらっしゃると思うので、少し残念なニュースになってしまいました。

ラデュレ名物のマカロンやパティスリーは変わっていないことを期待したいです。

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