4月になり、暖かい日も増えてきましたね。
パリは急に寒くなったり雨が続いたりと少し不安定な天気が続いています。
しかし晴れた日には公園やカフェのテラスが気持ちいい気候になってきました。
そこで今日は期間限定で春・夏だけ営業する美術館併設カフェレストランのオープン情報をみなさんにお届けしたいと思います。
雰囲気がとてもいいので、リラックスして過ごせるカフェレストランを探している方にはかなりおすすめです。
期間限定穴場カフェレストラン
4月19日にオープンするのは、ガリエラ美術館併設のカフェレストラン「Les Petites Mains」(レ プティット マン)です。
昨年オープンしたばかりでまだ観光客にはあまり知られていない穴場のカフェレストランです。
Les Petites Mainsは春・夏だけの期間限定。
なぜかというとテラス席のみだからです。
テラス、というよりも隣接する公園の一部に作られたカフェなので、完全に屋外なんです。
外なので開放的で雰囲気もカジュアル。リラックスして過ごせます。
通常フランスのカフェやバーのテラス席には暖房が設置されており、冬でもわりと暖かく過ごせます。
実際、冬でもテラス席は人が多いんです。
しかしテラス大好きなフランス人も、さすがに真冬に暖房設備のない外で一杯飲んだりはしません。
そういうわけで、期間限定となっています。
オープン期間はその年の気候によって変わってきます。通常は10月頃まで営業します。
またオープン期間中でも、雨など天候によって営業日は変動するのでご注意ください。
抜群のロケーション
このカフェがおすすめの理由のひとつは、なんといってもロケーションがいいこと。
美しい公園は手入れが行き届いており、いつもきれいな花が咲いています。
まわりはオスマン様式のアパルトマンに囲まれているので、いかにもパリ!といった眺めです。
そして最大のポイントは、エッフェル塔が見えること!
美術館のある16区はエッフェル塔からそれほど離れておらず、公園の前はひらけているのでエッフェル塔がよく見えるんです。
まだ新しいカフェなので観光客で混み合うこともなく、エッフェル塔を眺めながらのんびり過ごせますよ。
色鮮やかな料理と飲物
レストランでは新鮮な食材にこだわった地中海料理が提供されます。
色鮮やかに盛り付けられた料理で見た目にも楽しませてくれます。
また、種類豊富なカクテルもこのカフェレストランの自慢。カクテルもとってもカラフルで夏にぴったりの雰囲気です。
アペリティフにおすすめ。
ガリエラ美術館って?
Les Petites Mainsが入っているガリエラ美術館をみなさんはご存知ですか?
数多くのオートクチュールコレクションやデザイン画、モードを切り取った写真、衣装やアクセサリーなどのモード・テキスタイルコレクションを展示する美術館です。
ファッションが好きな方やモードに関わっている方にはかなりおすすめな美術館です。
ガリエラ美術館は以前は常設展示を行っておらず、特別展開催時のみオープンするという形態をとっていました。
それが昨年2021年から常設展が設置され、いつでも美術館を訪れることができるようになったのです。
もちろん特別展もこれまでどおり開催されていきます。
常設展設置にともない館内は大きく改装され、その際に併設カフェも設置されました。
ガリエラ美術館についてはこちらの記事をご覧ください。
INFORMATION
Les Petites Mains / レ プティット マン
営業時間:12h00 〜 20h00(雨の場合は営業しません)
公式サイト:Les Petites Mains
アドレス:10 Av. Pierre 1er de Serbie, 75116 Paris