今年もクリスマスが近づいてきましたね!パリの冬の楽しみといえばクリスマスマーケット。観光客もパリジャンも、誰でも無料で楽しむことができ、ヨーロッパの冬を感じられる最高のイベントです。
今回はパリで行くべき、おすすめのクリスマスマーケットをご紹介!開催期間や開催地、おすすめポイントを詳しくお伝えしていきます。おすすめ度ランキングも紹介しているので、11月から12月にかけてパリへ行く人は要チェックです!
目次
パリのクリスマスマーケットはいつからいつまで?
今年もクリスマスが近づいてきましたね。
パリのクリスマスに欠かせないものといえばクリスマスマーケット!フランス語では Marché de Noël(マルシェ ド ノエル)といい、毎年パリ市内数ヵ所で開催されます。
パリのクリスマスマーケットは、だいたい11月中旬から1月初旬まで。多くのクリスマスマーケットがクリスマス以降も続けて営業しています。
ほかのヨーロッパの街では、クリスマスマーケットはクリスマス前に終了してしまうところも多いんですよ。長い期間楽しめるのはパリのクリスマスマーケットの魅力です。
パリのクリスマスマーケットリスト2025
パリには大型のものから小さなコミュニティによるかわいらしいものまで、さまざまなクリスマスマーケットがあります。それぞれ雰囲気が異なるのでクリスマスマーケット巡りをするのもおすすめ。
今回は、大規模なものから小規模なものまで、パリとパリ近郊で開かれるおすすめのクリスマスマーケットを集めてみました。開催期間はまだ正式に発表されていないものも多いので、随時更新していきたいと思います。(開催期間変更の可能性あり)
今年はどこでどんなクリスマスマーケットが開催されるのか、早速見ていきましょう!
チュイルリー公園クリスマスマーケット

パリで絶対行きたいクリスマスマーケットナンバーワンが、チュイルリー公園クリスマスマーケットです。このクリスマスマーケットには移動遊園地も併設されるので、とっても賑やかなんです。
クリスマスマーケットエリアには、たくさんのグルメスタンドや冬雑貨・小物のスタンドが並びます。スタンドの飾り付けもカラフルでかわいくてテンションアップ。サンタクロースやトナカイ、雪だるまのオブジェは人気の写真スポットです。
ホットワインのスタンドだけでもいくつもあるので、飲み比べてみるのもおすすめ。スタンドによってけっこう味が違うんですよ。グルメスタンドが多いので、食事も兼ねてチュイルリー公園クリスマスマーケットに行くのもひとつの楽しみ方です。

移動遊園地は短期のものとはいえ、アトラクションの種類も多くて大人から子どもまで楽しめるしっかりしたもの。子ども用には、ミニジェットコースターやゴーカート、アスレチックハウスなどがあります。大人向けにはフリーフォールやバイキングなどなかなか激しめのアトラクションもあるので、絶叫マシーン好きもぜひ挑戦してみてくださいね。
◇チュイルリー公園クリスマスマーケット
【チュイルリー公園クリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
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ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット

ノートルダム大聖堂クリスマスマーケットは、ノートルダム大聖堂を眺められる場所に位置するクリスマスマーケットです。
こじんまりとしたクリスマスマーケットで、フランス各地の特産品などが並びます。あたたかいホットワインやシャルキュトリー(ハムやソーセージなど)やヴィエノワズリーなど、おいしいものがたくさん。
温かみのあるデコレーションやフレンドリーなスタッフたちも魅力です。サンタクロースもやってくるので、タイミングが合えば、一緒に写真も撮れるかもしれませんよ。
◇ノートルダム大聖堂クリスマスマーケット
【ノートルダム大聖堂クリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
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エッフェル塔クリスマスマーケット

エッフェル塔近くで行われるクリスマスマーケットも毎年大人気。エッフェル塔を見上げながら楽しめることと、グルメスタンドが多いことが人気の理由です。屋台のデコレーションも華やかで気分を盛り上げてくれます。
週末や夜はかなり混み合うので、平日や昼間などに行くのがおすすめです。飲食スペースがあるので、空いている時間なら座って食事もできますよ。ヨーロッパのクリスマスらしく、ヴァン・ショーと一緒にラクレットやタルトレットをたべるのがおすすめ!
◇エッフェル塔クリスマスマーケット
【エッフェル塔クリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
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サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケット

サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケットはパリで長く続くクリスマスマーケット。サン・ジェルマン・デ・プレ教会とパリを代表する文学カフェ、カフェ・ド・フルールに挟まれた、パリの歴史を感じる最高の場所にあるクリスマスマーケットです。
ここには、マフラーなどの冬小物の屋台やクリスマスシーズンのインテリアを盛り上げる雑貨の屋台などがたくさん並びます。
グルメスタンドは少ないですが、ホットワインやプレッツェルなどを売る屋台が毎年出ています。サン・ジェルマン・デ・プレは人気のショッピングスポットなので、お買い物のついでにちょっと立ち寄ってみてくださいね。
◇サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケット
【サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
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東駅アルザス風クリスマスマーケット

東駅で毎年開かれているのは、アルザスの特産品を集めたアルザス風のクリスマスマーケット。アルザスの名物が一度にこんなに集まるのは、パリではこのクリスマスマーケットだけです。
アルザス地方といえば、フランスのクリスマスの本場!クグロフやパンデピス、マナラなど、アルザスのおいしい食べ物がなんでも揃います。ほかにはシャルキュトリーやアルザスワイン、フォワグラやパテなど、クリスマスに欠かせない料理もたくさん。
東駅アルザス風クリスマスマーケットは開催期間が短いので、おいしいアルザスグルメを手に入れたい人は、早めに行ってくださいね。場所は東駅の正面入口の前です。
◇東駅アルザス風クリスマスマーケット
【東駅アルザス風クリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
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モンマルトルクリスマスマーケット

街散策に人気のモンマルトルエリアでも、クリスマスマーケットが開かれます。場所はアベス駅をでたところの広場です。
小さなクリスマスマーケットですが、モンマルトルのかわいらしい雰囲気と山小屋風屋台がうまくマッチしたすてきなクリスマスマーケットです。
モンマルトル散策とあわせてぜひ訪れてみてくださいね。
◇モンマルトルクリスマスマーケット
【モンマルトルクリスマスマーケットの場所を地図で見る⬇️】
ラ・ヴィレットクリスマスマーケット
ラ・ヴィレットクリスマスマーケットは今年で2回目となるクリスマスマーケットです。ラ・ヴィレットとは、大きな公園を含む多目的施設。夏は野外映画、施設内ではアート展示などが開催される場所です。
開催2回目となるラ・ヴィレットでのクリスマスマーケットは、各国のグルメスタンドが並ぶひと味違ったクリスマスマーケット。パリ市内のショップや職人と連携して、アクセサリーや雑貨などのスタンドもたくさん出店します。コンサートやアトリエも開催される予定です。
マーケット内には観覧車やキッズ用スペースなども設置されます。イルミネーションが華やかで、夜がとてもきれいなのでおすすめ。
クリスマスマーケットにしては珍しく、入場料が5ユーロかかります。そのかわり、入口でメダルがもらえ、メダルとマーケット内のドリンクスタンドでドリンク一杯を交換できます。
◇ラ・ヴィレットクリスマスマーケット
【ラ・ヴィレット公園の場所を地図で見る⬇️】
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ラ・デファンスクリスマスマーケット

パリ近郊でもっとも大きなクリスマスマーケットが、このラ・デファンスクリスマスマーケットです。
ラ・デファンスはパリ郊外に位置しますが、地下鉄で簡単にアクセスでき、毎年多くの人が訪れています。
1995年から始まったこのクリスマスマーケットは徐々にその存在感を増していき、2019年には150万もの人が訪れました。13,000 m²のスペースに300以上もの屋台が並ぶだけあって、その内容も充実しています。
クリスマスのデコレーショングッズから、ハムやチーズなどフランス名物、クリスマス定番のパンデピスやヴァン・ショーなどなど…ホットワインやオニオンスープ、ラクレットなど、冬に味わいたい温かい料理もたくさん。グルメを楽しみたい人におすすめです。
今年はスケートリンクも設置され、冬のスポーツを楽しむこともできます。広さは540m²もあり、本物の氷で作ったリンクだそう。(有料・3歳から利用可能)
会場には例年通りサンタクロースもやってきます。しかも今年はなんと、女性のサンタクロースが初登場!サンタクロースの奥さんなのでしょうか?
◇ラ・デファンスクリスマスマーケット
【ラ・デファンスの場所を地図で見る⬇️】
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Klook.comパリ市庁舎前クリスマスマーケット

森をイメージしたデコレーションが魅力的なパリ市庁舎前のクリスマスマーケット。本物のモミの木を利用したデコレーションは本格的で、本当にサンタクロースの住む森にやってきたような気分になれます。
市庁舎の建物にはプロジェクションマッピングで雪やクリスマスをイメージした映像とイルミネーションが施され、より一層華やかに会場を盛り上げます。
グルメスタンドの数は少ないものの、クレープやゴーフル、タルティフレットなどの屋台グルメが楽しめます。ベビーカーなどでも通りやすく、家族連れでも楽しめるクリスマスマーケットです。
毎週水・土・日曜日と、12月20日以降は15時から21時のあいだにサンタクロースもやって来ますよ。
◇パリ市庁舎前クリスマスマーケット
【パリ市庁舎の場所を地図で見る⬇️】
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クリスマスマーケットおすすめ度ランキング
今回紹介したクリスマスマーケットをおすすめ順にランキング付けしてみました。どこへ行こうか迷っている人は参考にしてくださいね。
おすすめ度一位はチュイルリー公園クリスマスマーケット。ここは規模もパリ市内トップ、デコレーションのかわいさやスタンドの数も圧倒的です。移動遊園地もあり、一番賑わうクリスマスマーケットに行きたいなら、チュイルリー公園クリスマスマーケットはマストです。
最近は物価の上昇もあり、「屋台グルメの値段と質が釣り合っていない」なんて声も聞かれるのは、ちょっと残念なところ。しかしフランスのクリスマスの雰囲気を楽しむには最高のクリスマスマーケットです。昼と夜では雰囲気もガラッと変わるので、ぜひ両方の時間帯に訪れてみてくださいね。
第二位はエッフェル塔クリスマスマーケット。エッフェル塔を眺めながら楽しめるクリスマスマーケットなんて贅沢ですよね。グルメ屋台が多くにぎやかで、デコレーションがかわいいのも◯。
ただ、週末や平日でも夜はかなり混み合います。自由に行ったり来たりするのが難しいくらいなので、可能であれば平日の昼間に訪れて。そうすればエッフェル塔クリスマスマーケットを存分日楽しめます。
市庁舎前クリスマスマーケットは、デコレーションがとにかくすてきなので第三位です。グルメスタンドは少ないものの、デコレーションとプロジェクションマッピングで、かなりクリスマスの雰囲気を楽しめます。
四位はラ・ヴィレットのクリスマスマーケット。100以上ものスタンドが並び、規模の大きなクリスマスマーケットです。グルメスタンドはフランスやクリスマスにこだわらず、世界各国の料理が並んでいるようです。いつもとは一味違うクリスマスマーケットを楽しんでみるのもいいですね。
ラ・デファンスクリスマスマーケットは第五位。チュイルリー公園クリスマスマーケットよりもさらに規模が広く、グルメスタンドも充実しています。しかしながら、クリスマスとは関係ない商品を売るスタンドも多く並んでいて、クリスマスムードを壊してしまう一面があるのが残念なところ。
サンタクロースがいたり、充実のグルメスタンドなど、魅力もたくさんあるので、いくつもクリスマスマーケットを周りたい人はぜひ行ってみて。
ノートルダム大聖堂とモンマルトルのクリスマスマーケットは同率で第六位!どちらもこじんまりとした温かみのある雰囲気が魅力。スタンドの数は10店前後と少なめなので、すぐに見終わってしまいます。
どちらも観光地にあるので、観光の合間に立ち寄りたいクリスマスマーケットです。
サン・ジェルマン・デ・プレと東駅のクリスマスマーケットは同率で七位。東駅クリスマスマーケットは、アルザス名物がたくさん揃うのは魅力的ですが、賑やかなクリスマスデコレーションはほぼなし。アルザス料理やお菓子目当てに行く人にはおすすめですが、「クリスマスマーケット」の視点では楽しめるポイントが少ないので、七位です。
サン・ジェルマン・デ・プレクリスマスマーケットはパリの街並みに馴染んだかわいらしいクリスマスマーケットですが、スタンドは10店舗ほどで小規模。立地はいいので、サン・ジェルマン・デ・プレ周辺に行ったときには立ち寄りたいところです。
パリのクリスマスマーケットで気をつけるべきこと
スリに注意!荷物管理はしっかりと
パリのクリスマスマーケットは混み合うので、スリにとっては格好の狩り場。荷物には十分に気をつけましょう。
- 上着やパンツの外ポケットに貴重品を入れない
- スられにくいファスナー付きのショルダーバッグで防犯対策
- リュックは実は危険!体の前に持つか、ショルダーバッグがおすすめ
以上のポイントは最低限守りましょう。
現金の用意を
フランスはかなりキャッシュレス化が進んでいる国。街なかでは、大抵の場所でカードが使えます。
しかし、市場やブロカント、クリスマスマーケットのスタンドのような、常設店舗でないところでは、カードが使えないことが多くあります。規模の大きなクリスマスマーケットはカードが使えることが多いですが、最低金額(5ユーロほど)が決められている場合もあります。
防犯上の観点からも多額の現金を持ち歩くのはおすすめではないので、万が一カードが使えない場合のために少額の現金を用意しておくのがおすすめです。




