「フランス芸術の殿堂」とも呼ばれるグラン・パレ。近年は年4回のペースでアート展示会を開催していいて、毎回評判を呼んでいます。
パリでアート鑑賞を楽しみたい方は、グラン・パレでどんな展示会が行われているのか、旅行前に必ずチェックしてくださいね。
フランス芸術の殿堂グラン・パレ
グラン・パレは1900年のパリ万博のメイン会場として作られました。万博終了後は、展覧会や見本市などの会場として活躍。1959年にグラン・パレを利用して特別展覧会を開催していくことが決まったことで、一部が美術館へと改装され、現在のグラン・パレへと至っています。
2021年からは改修工事のため閉館しています。
●工事はほぼ完了!
ガラス屋根が特徴のNef(ネフ)と呼ばれる部分は、工事が完了しました。パリオリンピックの際に競技場として利用されたので、テレビなどで見た方もいるのではないでしょうか?
一部はまだ工事が続いていますが(2025年春に完了予定)、グラン・パレ全体としては営業を再開していて、展示会や見本市が開催されています。
閉館中の代替施設「Grand Palais Ephémère」についてはこちら
見どころ
グラン・パレでは1年を通して様々なイベント、アート展示が行われています。展示は毎回大人気で、行列ができることも少なくありません。パリ旅行の際には、どんな展示が行われているのかぜひチェックしてくださいね。
Le Nef
建物の中央部のガラス屋根の下に広がる「Le Nef」と呼ばれるスペース。鉄鋼の骨組みとガラスの組み合わせが、無骨ながらも美しく開放的な空間です。
こちらは、シャネルやサンローランなどのファッションショーが行われたり、アートフェアや展示会などのイベントの開催に利用されています。
国立グラン・パレ美術館
グラン・パレ内の国立グラン・パレ美術館では年に数回アート展示会が行われています。どの展示会もハズレがなく見応えのあるものばかりです。
これまでに行われてきた展示会は以下のようなものがあります。
- トゥールーズ=ロートレック展(2019年)
- グレコ展(2019年)
- マイケル ジャクソン展(2018年)
- ミロ展(2018年)
- ゴーギャン展(2017年)
グラン・パレ美術館の展示会は毎回人気で行列ができるためチケットの事前予約はマスト。
会場への入口は何箇所かあり展示会によって入口が違うので、公式サイトで事前にチェックしておきましょう。
グラン・パレの建物は大きいため、間違った入口へ行ってしまうと移動に時間を取られてしまいます。気をつけてくださいね。
- アドレス
- 3 Avenue du Général Eisenhower, 75008 Paris
- 営業時間
- 展示会ごとに営業時間が異なります。
- 公式サイトよりご確認ください。
- 美術館入場料
- 有料(展示会ごとに変わります。)
- ◇チケット購入はこちらから
- グラン・パレチケット予約公式サイト
- パリ・ミュージアムパスの利用
- 利用できません
- 公式サイト
- グラン・パレ
- 最寄り駅
- 地下鉄1・13番線
- シャンゼリゼ クレモンソー(Champs-Elysées-Clémenceau)駅
グラン・パレ / Grand Palais
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