パリと聞いて最初に思い浮かぶ観光名所の一つが、ルーヴル美術館ではないでしょうか?
世界一の入場者数を誇るルーヴル美術館は、「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」など世界的に有名な作品を数多く展示しており、一生に一度は訪れたい美術館です。
そんなパリ観光に欠かせないルーヴル美術館ですが、せっかくルーヴル美術館を訪れるなら周辺の観光スポットもまとめて楽しみたいですよね。
ということで、今回はルーヴル美術館周辺にある観光スポットを集めてみました。
全て徒歩圏内のスポットになっているので、ルーヴル美術館と合わせて楽しんでくださいね。
目次
- ルーヴル美術館周辺のおすすめ観光スポット
- カルーセル・ド・ルーヴル / Carrousel Du Louvre
- チュイルリー公園 / Jardin des Tuileries
- オランジュリー美術館 / Musée de l’Orangerie
- パリ装飾美術館 / Musée des Arts Décoratifs
- サマリテーヌ / Samaritaine
- パレ・ロワイヤル / Domaine National du Palais-Royal
- ル・ネムール / Le Nemour
- ギャルリー・ヴィヴィエンヌ / Galerie Vivienne
- ギャルリー・コルベール / Galerie Colbert
- ギャルリー・ヴェロ・ドダ / Galerie Véro-Dodat
- ポン・ヌフ / Pont Neuf
- アンジェリーナ / Angelina
- サントノレ通り / Faubourg Saint-Honoré
- オルセー美術館 / Musée d’Orsay
- 最後に
ルーヴル美術館周辺のおすすめ観光スポット
カルーセル・ド・ルーヴル / Carrousel Du Louvre
まずは、ルーヴル美術館に隣接する地下ショッピングモールの、カルーセル・ド・ルーヴルです。
ルーヴル美術館とは地下でつながっており、美術館を出たあと直接ショッピングモールに入り、お土産を購入したりフードコートで軽食を食べたりすることが出来ます。
地上からアクセスする場合は、リヴォリ通りの入り口から入ることが出来ます。
大きなショッピングモールではありませんが、フランス土産に人気のショップが入っています。
カルーセル・ド・ルーヴルに入っている主なショップ
- フラゴナール
- ラデュレ
- スターバックス
- コーダリー(コスメショップ)
- クスミティー
- メゾン・デュ・ショコラ
- ピローヌ(雑貨屋)
スターバックスのパリ限定マグカップをお土産にするのもおすすめ。
チュイルリー公園 / Jardin des Tuileries
こちらはルーヴル美術館に隣接する大きな公園です。広さはなんと25ヘクタール、東京ドーム5個分にもなります。ルーヴル美術館とコンコルド広場、凱旋門が一直線上に見え、ロケーションは最高。
季節ごとにきれいな花が植えられ、ところどころに彫刻が飾られたフランス式庭園は、観光客だけでなくパリジャンの憩いの場。
天気のいい日はブーランジュリーやパティスリーでテイクアウトをして、プチピクニックをするのもおすすめ。
公園内にもカフェとレストランがあるのでそちらを利用するのも◎。
夏の間は移動遊園地、クリスマスシーズンはクリスマスマーケットが設置されるので、ぜひ立ち寄ってみてください。その際はスリなどにご注意を。
公園内のカフェ&レストラン
- La Terrasse de Pomone
- Café des Marronniers
- Pavillon des Tuileries
オランジュリー美術館 / Musée de l’Orangerie
チュイルリー公園の一角に位置するのが、モネの「睡蓮」で有名なオランジュリー美術館です。
ルーヴル美術館からは、チュイルリー公園を横断しなければいけないので少し遠いですが、こちらもパリでは外せない美術館なのでぜひ行ってみましょう。
睡蓮のために作られた別展示室があり、ゆったりと作品を鑑賞できます。主に印象派とポスト印象派の作品を展示しているこちらの美術館は、睡蓮以外にも見どころがたくさん。
それほど大きな美術館ではないので、見学に時間はかかりません。有名作品が揃っているにも関わらず、それほど混まないので穴場美術館とも言えます。
パリ装飾美術館 / Musée des Arts Décoratifs
ルーヴル美術館の建物の北西部分にあるのがパリ装飾美術館です。
世界中の家具インテリアや調度品が展示されており、なかなか見ごたえのある美術館です。デザインやインテリアに興味のある方にはかなりおすすめです。
期間限定で行なわれる特別展ではモード系の展示が行われる事が多いので、ファッションやモードに興味がある方はぜひチェックしたいところ。過去にはDiorの特別展などが行われています。
美術館は意外と広く、常設展と特別展のすべてを見て回るには少し時間がかかります。じっくり見たい方は、ルーヴル美術館とは別の日に訪れるのがいいかもしれません。
美術館の入り口は、リヴォリ通り側とチュイルリー公園側の二箇所あり、どちらからも入場可能です。
サマリテーヌ / Samaritaine
2021年に再オープンした老舗百貨店です。
以前よりも売り場面積は小さくなっていますが、アール・ヌーヴォースタイルの装飾が施された店内は、美しくゆったりとした造りで、商品もとても見やすくなっています。
ハイブランドファッションと香水・コスメ売場が充実しています。
ショッピングはパリ旅行の目的の一つ!という方は、ぜひ行ってみましょう。
パレ・ロワイヤル / Domaine National du Palais-Royal
パレ・ロワイヤルはもともと王宮があった場所。今は王宮はなくなり、その庭だけがパレ・ロワイヤル庭園として残っています。
パリを舞台とした映画やドラマでも度々登場する、とてもパリらしい公園です。回廊に囲まれた美しい庭は、観光客で賑わうパリの中で静かに落ち着ける場所。
パリジャンにも人気の場所で、夏は木陰でテイクアウトしたランチを食べる人、読書をする人、小さな子供連れの家族などで賑わいます。
回廊部分にはカフェやブティックも並び、おしゃれな雰囲気が流れています。「ビュランの円柱」と呼ばれる現代アートが置かれた隣接する広場も、人気のスポット。
美術館を見た後にゆっくりカフェで一息つきたい時にピッタリの場所です。
ル・ネムール / Le Nemour
ル・ネムールはパレ・ロワイヤルすぐそばのコレット広場にあるビストロです。ストライプのパラソルが並ぶテラス席が、とてもパリらしい雰囲気。
ル・ネムールでは、食事だけでなくティータイムやアペリティフも楽しめるので、パリジャンに混じってお茶やアペリティフするのもおすすめ。
美術館で歩き疲れたらル・ネムールのテラス席で広場を行き交う人を眺めながら、一息つくのはいかがですか?
ギャルリー・ヴィヴィエンヌ / Galerie Vivienne
ギャルリー・ヴィヴィエンヌはパリで人気のパッサージュの一つです。ガラス天井から日差しが入って明るく、通路の装飾も美しいのでぜひ行ってみましょう。パッサージュ内にはブティックや書店、レストランなどが並んでいます。
パッサージュ入り口にある「Bistrot Vivienne」は、食事時はいつも満席の、パリジャンにも観光客にも人気のレストラン。店内はアール・ヌーヴォーの装飾がおしゃれです。
クリスマスシーズンになるとパッサージュ中にイルミネーションが施されてとてもきれいなので、冬に訪れるのもおすすめ。
ギャルリー・コルベール / Galerie Colbert
ギャルリー・コルベールはギャラリー・ヴィヴィエンヌの隣りにあるパッサージュ。壁には丸いランプが並び、統一感ある装飾がシックですてきです。中央のクーポール部分は丸天井からたくさんの光が差し込み、中央に置かれた銅像を照らしています。
こちらは国の機関などが入っているため、ギャラリー・ヴィヴィエンヌとはうってかわって静かなパッサージュ。レストランが一つあるだけで、他に飲食店やショップはありません。
入り口に警備員の方が立っていますが、荷物検査があるだけで、誰でも自由にパッサージュを見学できます。
ギャルリー・ヴェロ・ドダ / Galerie Véro-Dodat
こちらはギャラリー・ヴィヴィエンヌやコルベールからシャトレ方面に少し歩いたところにあるパッサージュです。通路に並ぶお店の店構えは、濃い木製で統一されていて、重厚感ある雰囲気。
あまり目立たないパッサージュですが、他のパッサージュとは一味違うシックな装飾のパッサージュです。パッサージュ好きにはぜひ訪れてほしい場所です。
パッサージュ内には、高級シューズブランドのクリスチャンルブタンと皮革ブランドのイルビゾンテのショップが入っています。
ポン・ヌフ / Pont Neuf
パリに現存する橋でもっとも古いのがこのポン・ヌフです。百貨店サマリテーヌの目の前から、シテ島を仲介してパリ左岸のサン・ジェルマン・デ・プレ地区へと伸びています。
重厚な石造りとパリの街並みにぴったりな街灯が印象的な橋で、観光客に人気の写真スポットでもあります。歴史を感じさせる橋からはセーヌ川やシテ島が見渡せ、パリらしい写真が撮れます。
ルーヴル美術館から向かうには、中庭を通ってセーヌ川沿いに出るとすぐに橋が見えます。
アンジェリーナ / Angelina
パリのパティスリーといえば、アンジェリーナを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アンジェリーナはモンブランとショコラショーが名物の老舗パティスリーです。
ルーヴル美術館内にもアンジェリーナのカフェが入っていますが、アンジェリーナ本店も美術館からそう遠くないところにあるので、せっかくなら本店に行ってみるのはどうでしょうか?
多くの著名人も訪れたという、創業120年にもなる歴史あるアンジェリーナ本店は、アール・ヌーヴォースタイルの装飾がエレガントでロマンチックな雰囲気を感じさせます。
ベル・エポックと呼ばれる時代の美しいインテリアの中で、名物のモンブランやショコラショーを楽しみましょう。
サントノレ通り / Faubourg Saint-Honoré
サントノレ通りはたくさんのブランドショップが並んでいることで有名な通りです。
お買い物を楽しみたい方はぜひ行ってみましょう。たくさんの有名ブランドのショップが並んでいます。
華やかなショップのウィンドウを眺めているだけでも楽しいですよ。
オルセー美術館 / Musée d’Orsay
パリで一番好きな美術館は?という問いに、オルセー美術館と答える人も多い人気の美術館です。
オルセー美術館はルーヴル美術館から徒歩15分と、実はそれほど遠くないところにあります。どちらもパリを代表する大きな美術館なので、両方を一日に訪れるのは疲れてしまうかもしれませんが、“美術館はサクッと見て回りたい派”という方はまとめて見学するのもいいかもしれません。
ゴッホやモネ、シスレーなどの有名作品も多く所蔵しており、アートに詳しくない方でも「この絵知ってる!」という絵画が一つは見つかるはずです。
最後に
いかがでしたか?
ルーヴル美術館と一緒に周辺の観光スポットも回って時間を有効に使ってみてくださいね。